アニメ『ひなこのーと』4話「かかしひろいん」を見て思ったことを書きました。
※ネタバレ注意
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セリフで自然に説明するのは難しい
くいなの「そろそろ学校が始まって1ヶ月ですね」というセリフからスタート。
こういう状況説明のセリフを違和感なく入れるのは難しいと思います。今回のはあんまり変な感じはしなかったけど。
別作品の話になりますが…。『のんのんびより』のアニメって映像のクオリティが高くて話も面白かったけど、ちょっと説明口調なところが気になったんですよね。
テロップで状況説明するのもアレだし、作る人は苦労してるんだろうなあと思いますよ。いかに自然なセリフで状況を伝えるか。
あんまり説明的な話し方になったらメタっぽくなるのがマズいのだと思います。キャラクターが「自分は作品の中の存在だ」と認識しているみたいになるとなんか冷めてしまう。
自分がアニメの登場人物だよーって分かった上で視聴者に状況を説明してる感じ。それはよろしくない。感情移入できないし一気に作り物っぽくなる。
ギャグアニメとかなら問題ないんでしょうけど。メタさ自体を笑いに繋げられますから。
ツンデレかわいい
本編の話に戻ります。
今回もゆあちゃんがツンツンしてて可愛いです。萌えです。ツンデレ萌え。
テンプレと言っては行けません、これは王道です。そして王道はやっぱり素晴らしい。
ビジュアル的にもエロカワなゆあちゃんです。なんと半袖体操着にブルマーで登場です。他の娘はみんな長袖長ズボンばっかなのに狙っとる?お色気担当ですか?そうなのですか?

© 三月・KADOKAWA刊/ひなこのーと製作委員会 4話より引用
しかも、自分のことを「ゆあ」と呼んじゃうとこが良い!実に良い!
一人称が「わたし」ではなく「ゆあ」。ああ~これはたまらない。自信満々でちょっと偉そうな態度とのギャップが非常に可愛らしいです。
ブルマと深夜アニメ
しっかしこのアニメ、自分みたいな萌豚向けですなあ。萌えアニメに骨の髄まで毒されてるからブルマ出ても違和感ないけど、見慣れてない人にはキモいでしょうね。
自分も昔はキモいと思ってましたよ。オタクキモいと。しかしいつのまにかオタクサイドに引き込まれていました。
三次元世界では今時ブルマなんて使用されていません。でも二次元のアニメ世界では普通に着用されています!すばらしい!!

© 三月・KADOKAWA刊/ひなこのーと製作委員会 4話より引用
冷静になって考えると、深夜の萌えアニメってやっぱりポル産なんですかねえ。基本的に男性しか喜ばない作りになってますよね。
非オタクの三次元女性に見せたらドン引きされそう。一部の思想に染まった人間だとさらに酷いバッシングをしてきそう。
お色気要素が多めかも
『ひなこのーと』はお色気全振りのアニメでは無いですけど、『ご注文はうさぎですか?』に比べるとエロ方向に舵を切っている感じがします。
日常系の中ではある程度エロが意識されている方かと。(一部で「エロいごちうさ」とか「抜けるごちうさ」と言われているのも頷ける。)
ところで、男性向けお色気深夜アニメを喜んで見ている女性オタクってどれくらいいるんでしょうか。そして彼女達には百合の気があるんでしょうかね。気になります。
どっから湧いて出た部員!
3話を見てから4話を見るまでしばらく期間が空いたので、設定をよく覚えていません。それで部員がいっぱいいて驚きました!廃部云々という話だったので主人公のひな子含め数人しかいないと思ってた。

© 三月・KADOKAWA刊/ひなこのーと製作委員会 4話より引用
休部しているだけで人はいるみたいです。ひな子たちで作ったのは劇団で演劇部とは別ということでしょうね。なんかややこしいです。
子供が顧問!?
顧問の黒柳ルリ子が初登場。(また変なやつが出たな…。)この人がいなかったから休部状態だったみたい。
しっかしアンリアルなキャラクターですよルリ子。9歳の天才子役で大女優、ヨーロッパで修行してたから留守だったみたい。
年齢の割に胸がでかすぎるしどういうことですか!永遠の9歳とかそういうんじゃなくて本当に9歳なの!?
この辺難しいんですよね、萌えアニメは。ロリババアとかいるし、精神だけおばあさんとかあります、体は子供でも。この人はどうなんでしょ?
公式サイトのキャラクター紹介を見ると小学4年生って書いてあるんですがそれは…。
なんで9歳の小学4年生が顧問できるんだよ!そこに突っ込むのは野暮なのかな?
そして人格者のように見えたけど少々腹黒っぽい…。

© 三月・KADOKAWA刊/ひなこのーと製作委員会 4話より引用
舞台の外でも演技をして人心を掌握。泣き落としにコロッと騙されるひな子。
ひな子が主役に
ルリ子のイメージ通りという理由でひな子が主役に抜擢されました。でも緊張してカチカチ、相変わらず上手にできない。なんか可愛そうだよ。応援したくなるというよりよしよししたくなります。
が、思わぬ特技を披露。みんなにすごーいすごーいって言ってもらったよ。良かったねひなちゃん。
喫茶店パートでは、真雪も悩みを抱えていることが分かります。
4話のまとめ
萌えあり、チョイエロありでなんかいい気分になれましたよ。ルリ子の登場によって演劇の話も本格的に進み出しそうです。
キャラが出揃い、作品の良さが見えてきた感じです。可愛い子いっぱいで癒されるし、素晴らしいアニメじゃないですか。