液晶モニター選びは難しい – IPSパネルでも安物はイマイチだった件

安物のIPS液晶モニターを買って後悔しました。目に優しい液晶モニターを選ぶのはなかなか難しいという話です。

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低価格帯のIPS液晶が出回るようになった

IPSの安い液晶モニターをサブPC用に買いました。IPSというのは液晶パネルの駆動方式のことです。他にはTNやVAという方式がありますが、静止画を見る場合はIPSが一番高画質だと言われています。

かつて低価格帯のモニターはTN方式ばかりで、IPSを採用しているのは高級な上位モデルだけでした。映像関係の業務用で、一般では映像に相当なこだわりのある人しか使っていなかったようです。

それが今ではIPS方式を採用する23インチ以上のワイドモニターが15000円未満で買えてしまいます(2017年10月現在)。一体何があったんでしょうね。技術の進歩と新興メーカーの登場で価格競争が進んだことが原因なのかな?

ネット通販で購入

大手ネット通販サイトで15000円未満の23.8インチワイドモデルを購入。IPSがこんなに安くて大丈夫かという思いもあったのですが、レビューの星がたくさんついていて絶賛している方も多かったので買いました。

今回選んだのは某米国PCメーカー(「入る」の対義語)のSE2416Hというモデルですが、他のメーカー(アジア系など)も同じような価格帯で出してます。

実際に使ってみた結果

届いたモニターをワクワクしながらセッティング、ブラウジングや文章作成に使ってみました。さすがIPS、視野角が広く色鮮やかで文句なしに高画質です。

だけど目がすごく疲れます。

やってしまいました。安物買いの銭失いという言葉が脳裏をよぎります。輝度やコントラストを可能な限り下げ、画面を暗くしてもギラギラ眩しい感じが消えません。

1日使っただけで目の奥が痛くなりました。涙が出るし、頭が痛くなるし、気分が悪くて夜もなかなか寝付けません。

23.8インチモデルはフリッカーフリーではないのでそのせいかもしれません。

高いモニターの良さがわかった

低価格帯の商品と比較することで、メインPCで2年前から使っているEIZO FlexScanの良さが分かりました。見え方が自然で長時間使っても疲れにくいです。

EIZOは石川県のメーカー、高画質で目に優しいモニターを作るブランドとして定評があります。

FlexScanはかなり輝度を下げられます。素晴らしいのは輝度を下げ画面を暗くしても視認性がほとんど変わらないという所。光に敏感な目をしていてもこれなら大丈夫です。

高さや角度調節の自由度が高い点もありがたいです。低価格のモニターは高さ調整が出来ず、見上げるような姿勢で使うしかありませんでした。

目に優しいモニターは高価

でもこれやっぱり値段が高いんですよね。FlexScanはEIZO製品の中では安い方なんですが、他社の同サイズ低価格モデルの倍以上します。ネット通販でも3万円台後半から。

それでも値段以上の価値はあると思うのでメインモニターならコレにしますけどね。1日に何時間も使う人には是非オススメしたいです。

ちなみにゲームメインで使う方にはFORISというシリーズがあります。応答速度が速かったり、画質補正機能がついていたりします。

使い方次第では低価格モデルで十分

一方、目が丈夫で疲れにくい人や、PCをたまにしか使わない人、使っても短時間だけという人なら廉価モデルで十分だと思います。

またテレビのような使い方、つまり画面から1m以上離れて動画など見る場合も安いやつで問題ないかもしれません。離れた分眩しさの負担が減るので。

レビューもそこまでアテにならない

安いモニターを買ってみてレビューがあてにならないことも分かりました。

個人的にはハズレでしたが通販サイトのレビューはとても高評価。100人以上レビューしていて星が平均4.5個です(最高評価で5個)。だから買ったのですし。

べつにサクラが嘘を書いていると言いたいわけではありません。使用目的や使用環境、目の個人差によって印象、評価が正反対になるのでしょう。

自分は目が光に弱いのだと思います。かなり輝度を下げないと辛くて見ていられません。EIZOのはすごく暗くできるし、暗くしても見やすいから良かったんだなあと。

目が光に敏感で疲れやすい人は、高くてもそのようなモデルを買ったほうが良いと思います。

買って使うまで目に優しいか分からない

EIZOのモニターは評判が良く実際に使ってみても満足できる品質でした。ただ目に優しいモニターがあれば他社のものも使ってみたいと思っています。ネットで調べてみるとiiyama(長野県のメーカー)やBenQ(台湾)の評判が良いみたいです。

しかし上に書いたように目の個人差があるのでレビュー通りの使用感かは不明。やっぱり実物を見るしか無いんですよね。

とはいえ展示品を眺めてみても短時間では疲れるかどうか判断できませんし、何時間も売り物のモニターの前にいるというのは現実的で無いです。

買ってしばらく使ってみないと分からないというのが現実でしょう。

疲れにくさの指標が無い

目の疲れにくさがスペックシートの数字で判断できないこともモニター選びを難しくしています。FPSなどのゲーム向けモニターなら応答速度などで比較ができますが、ブラウジングやワープロ作業中心の場合には比較に使える指標がないんです。

目に優しいモニターが欲しいと思ったらとりあえず、

  • ノングレア(非光沢で映り込みが少ない)
  • フリッカーフリー(チラツキ防止機能付き)
  • IPS方式(見る角度によって色合いが変わりにくい)

という所までは絞りこめるのですが、その後は使って確かめるしかありません。

まとめ

目には個人差があるので口コミやレビューで評価が高いモニターでも、自分に合うとは限らないのが難しい所です。今回の件で安価なものは評価が高くても避けようと思いました。

目が丈夫な人なら安価なモニターでも疲れない可能性がありますが、敏感な人は少し高価になるものの信頼性の高いEIZO製品を選ぶのが安心だと思います。

EIZO以外にも目に優しいモニターを作っているメーカーがあるとは思いますが、使ったことがないので筆者には分かりません。

使って試せれば良いのですが、モニターは一度に何台も買うものではないですし、頻繁に買い換えるものでもないですから難しいです。

他力本願ですが、お金持ちで目が敏感な方に色々なメーカーのモデルを使い比べてレビューして貰いたいですね。

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