なろう系エログロアニメ『回復術士のやり直し』1話と2話の感想

2021年冬アニメ『回復術士のやり直し』を4話まで視聴。

変態描写は非常に興味深いのですが、設定や主人公の行動原理がよく分かりませんでした。4話を見た後、もう一回1話から見直してもやっぱり分からない…。

言いたいことが沢山あって長くなるので今回の感想は2話までになります。

いわくつきの原作

ご存じの方も多いと思いますが、原作はいわくつきのなろう小説。ここでは詳しく書きませんが、色々とヤバいやつですね……。(興味のある方は「作品名 疑惑」とか「原作者名 まとめ」で検索してみてください。)

出版社はムキになって批判を抑え込もうとしているらしく、レビュー動画に言いがかりをつけて削除しているのは有名です。

しかしそこまでして守る価値がある作品なのでしょうかね?

炎上リスクを抱えてまでメディアミックスするということは、相当儲かる作品なんですかね?エログロが売りで人を選びそうなコレが金になるのか?

なお、内容の一部はアニメ視聴前から知ってました。無料公開のコミカライズを最初の方だけ読んでいたので。

正直、過剰な暴力とエロで釣ってる印象でしたね。話自体はそんなに面白いと思わなかった。

ちなみに某漫画配信サイトではこの作品へのコメントが禁止されてます。書かれたらまずいことでもあるのかな?(すっとぼけ)

ところでエログロと言えば、女性キャラがゴブリンにレ○プされる他社作品が大人気。かなり売れているらしいです。それを見たK社は、エログロは金になると判断し、この作品で二匹目のドジョウを狙ったのかもしれません。完全に憶測ですが…。

疑惑が絶えない作品を必死になって守っている以上、何らかの事情や思惑があるのでしょう。原作者は御曹司だとか、出版社と太いパイプで繋がっていると噂されるのも分かります。

あと、原作者は個人ではなく、出版社が著作権的にグレーな作品を出す時に使う共有名義だという説も面白くて好きですね。

突拍子もない説もありますが、K社の異様な言論封殺を見ると、単なる妄想だと切り捨てられない所がなんとも……。

第1話「回復術士は、やり直す!」感想

ここから本編の感想です。

初っ端からちょっと作画が怪しくないですか?崩れてはいないけどパッとしない感じ。

主人公ケヤルはよく悪夢を見るし変な声が聞こえるらしいです。精神を病んでるのかな?

謎の声に従って歩いていくと池があって突然精霊が出現しました。『異世界チート魔術師』のエアリアルみたいな感じで露出の多い精霊。

でもこっちは見た目とは裏腹に声が大人ですね…。(後で分かったのですが、声をあてていたのは『うる星やつら』のラムちゃんを演じたベテラン声優さんだったようです。)

それにしてもこの精霊、突然湧いて出たけど何者なんでしょう?二回見ても分からなかったです。どういう理由で出てきたのよ一体?

とにかく、主人公は精霊から色々見える便利な目を貰いました。なろうではよくあるやつ。ステータスが見えるやつですね。この作品もゲーム的世界が舞台なのか~。

以前は「ステータスオープン」を見て違和感をバリバリに感じていたのですが、なろう系を見すぎたせいで、今ではなんとも思わなくなっているのが怖いです。なろうのお約束に脳が慣らされてしまっている。

しかし精霊がなぜ能力をくれたのかよく分からないんですよね。先祖がどうのこうの言ってたけどそれ以外の説明は無し。どういうことなのよ?簡単に貰っちゃっていいの?都合良すぎじゃない?

回想

この後、回想シーンへ飛びます。勇者たちが魔王と戦闘中。主人公はアヘアヘ。この場面は漫画で読んだ記憶があります。

主人公の使うヒールは、取れた手足も生えてくるような、メチャクチャ便利な能力。ただし、その代償として使用者は凄まじい苦痛を味わうようです。

主人公はヒールを使いたくないので逃げようとしたのですが捕まって、薬物依存にさせられたり虐待されたりして無理やりヒールを使わされてきたみたい。

しかしある時薬物耐性を獲得し、薬物依存から回復。勇者たちに復讐する機会をうかがっていました。

主人公は薬物に強くなっただけではありません。ヒールを使う時に他人の能力を色々とコピーしたおかげで、ヒールは治癒を超えて様々なことができるチート能力と化しています。

ヒールという名の便利技を使いまくって魔王を倒し、奪ったアイテム(賢者の石)を使って時間を巻き戻します。

回想が終わり現在(二周目)の話に戻ります。なんと今は二週目だったようです。

主人公は当然のように記憶を取り戻していますが、理屈がよく分かりません。

作中でも言われていたように、そっくりそのまま過去の状態に戻ったのなら、記憶も昔のままで、全く同じ展開を繰り返すだけのはず。主人公は恨みが魂に刻まれているからどうのこうのと言っていましたが、納得できません。

そもそも魔王戦で疲弊した勇者たちに復讐せず、わざわざ時間を巻き戻したのが不思議ですよ。せっかくとどめを刺すチャンスだったのに元通りになっちゃうよ!?

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王都へ

主人公は一周目と同じく勇者の能力に目覚め、手の甲に印が表れます。

その後、薬漬けにされるのに備えて麻薬効果のある植物やきのこを食べまくり、薬物耐性を付けます。

漫画版を読んだ時も思ったのですが、毒キノコなんて食べたら耐性が付く前に死んでしまうのでは?アニメ版では「麻薬効果」と明言されていたので、命に関わるような毒のない、ただアヘアヘになるだけのキノコということなのですかね?

その後、一周目で主人公を虐待した王女フレアが、能力に目覚めた主人公を迎えに来ます。主人公はフレアと一緒に王都へ向かうことになります。

主人公によれば、王都は見た目こそ綺麗だけど成り立ちからして薄汚れているらしい。亜人から土地を奪い、生き残りを奴隷化して作らせたようです。

「この美しい街はまるでフレアそのものだね」という主人公のセリフは皮肉が効いています。見た目は美しいけど心は醜いフレアと同じ。

合体でパワーアップ

王に仕え、城で暮らすことになった主人公の所にメイドが現れ、突然エロいことを仕掛けてきます。勇者とヤると自分の能力の限界を超えて強くなれる設定らしい。

これってエロシーンを入れるための口実みたいな設定ですよね。性欲を満たすとLPが増える『俺だけ入れる隠しダンジョン』と同レベル。

そもそもメイドはなんで強くなりたいのでしょう?戦うメイドなの?アニメだけ見てもそのへんが分かりません。

それにしてもエロシーンが来た途端画面が謎の闇に包まれるのは笑えます。驚きの黒さ。これが「なろうの闇」ですか?

主人公のヨガってる顔は普通に美少女みたい。一瞬「これ誰だっけ?」って思いました。かわいい。

なお主人公は一方的に襲われているフリをしつつ、こっそり経験値を奪っているらしいです。しかし略奪のヒールって何だよ!?ヒールが万能すぎてもうわけが分からないですよ。

マゾ向けシーン?

場面が変わります。腕が取れた剣聖にヒールをしたら生えてきました。でも主人公は泡を吹いて倒れます…副作用が酷いんですねやっぱり。

それをひと目見たフレアは、こいつは使えないといきなり判断。薬か何かで洗脳するよう手下に言います。クズぅ…。

普通に胸糞シーンなのですが、個人的にはフレアのゴミを見るような目が最高だったんだよなぁ…。心の底から蔑んでる感じがたまらん。

主人公が虐待される展開はマゾを喜ばせるために入れた要素なんでしょうかね?それとも作者がMなのか?

突っ込みどころは多いものの意外に面白い1話でした。一部のエロゲみたいな内容だから人を選ぶとは思いますが……。

第2話「回復術士は、フレア王女を壊す!」感想

主人公はフレアの前でヒールを嫌がるフリをします。名演技。一方のフレアも優しいフリ。一周目と同じ展開のようです。

毒入りの紅茶を出された主人公は、分かっているのにわざわざ飲んで、同じ展開を繰り返します……。

牢に入れられ薬漬けにされ、ボコボコに殴られたり男に犯されたりという凄惨なシーンが映されます。ド畜生しかいない世界だな……。

なんというか、男が男に虐待されるシーンを見ても勃たないんだよなぁ…。胸糞悪いだけだわ。

でもその後のフレアに調教されるシーンはいいですね!犬の真似をしてちんちん!頭を踏んづけられたり、気持ち悪いと罵られたり…美少女に痛めつけられるシーンは見ていて興奮します。

疑問点

そんな感じで犯されヒールを使わされ地獄のような日々を送る主人公。

この展開にはちょっと違和感があるのですよね。

せっかく記憶を保ったまま二周目ができるのに、ろくに対策も考えず、一周目と同じ目に遭わされていいのかよと思ってしまいます。もう少しうまく立ち回れないのでしょうか…?

復讐のためには、6ヶ月も虐待に耐え続けるしかなかったのでしょうかね?

頭を使えば手っ取り早く復讐する方法もありそうなものですけどね。もう一回激しい苦痛を味わいながら力を蓄え復讐に備えるというのは、とても辛いし効率も悪いと思うのですが…。

主人公が二週目で準備として行ったのは毒キノコを食べることくらい。しかしそれだけで十分な薬物耐性が付くわけではなく、熟練度を上げるためには薬漬けにされる必要がありました。

結局同じ展開を繰り返して、再度苦痛を味わってるじゃん!主人公はそれで良いのか?

実は主人公はドMで、虐待されるの楽しんでる変態なのでしょうか?もう一回いじめられたかったから世界をやり直したの?嫌がってるフリをしてるだけで実は嬉しいのか?

展開が腑に落ちないので色々と曲解したくなってしまいますよ。

それに主人公は頑丈すぎません?あれだけのことをされたら普通弱って死ぬでしょ…。自分にもヒールしてるのかな?

なんかもう胸糞を通り越し荒唐無稽で笑えます。

王女に復讐

虐待を受け続ける主人公ですが、だんだんステータスが上がり、ついに計画実行の時が来ます。近衛騎士隊長の姿に変身してフレアの部屋に侵入。

しかしヒールって顔も変えられるんですね…本当になんでもありだなぁ……。

タネ明かしで顔を元に戻した所の絵面がおかしくて笑えました。顔と体格が不釣り合いでコラ画像みたい。あと顔芸も面白すぎ。

この後のフレアに対する復讐シーンは良かったですね~。今までのドMパートとは打って変わってドSパート。リョナシーンが素晴らしかったね~。

フレアの指をポキポキしていくのが良いねぇ…。悲鳴、泣き顔、嗚咽。声優さんの演技も素晴らしいですよ!迫真。

不利になると急にしおらしい態度になるフレアですが、いまさら善人ぶっても騙されないぜ~。

暖炉で熱した鉄棒と主人公の肉棒のどちらがいいか選ばせる所もなかなかマニアックです。

静止画と暖炉のパチパチ音だけがしばらく続く不自然なシーンがありましたが、これって円盤や一部の有料放送だと合体シーンが見られる感じなのかな?

土下座の尻は規制されていないけど、それ以上となると配信や地上波では見せてくれないんですね。

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ヒールで別人に

十分痛めつけて満足したのか主人公はフレアの記憶を消して顔を変えます。

記憶の消去までできるのかよ!やっぱり何でもできる便利なヒールだなぁ……。

城を脱出後、従順でおとなしい美少女に変えられてしまったフレアが目を覚まします。主人公は彼女をフレイアという名前で呼び、また合体。

それにしてもこの程度の復讐で主人公は満足したのでしょうかねぇ?

主人公はフレアから相当酷い虐待を長期間受けてきたのだから、もっと痛めつけたいと思っても不自然ではないと思うのですが。これ以上時間を掛けると騒ぎに気付かれ捕まるかもしれないから自重したのかな?

ただ記憶を消した後も、性奴隷として虐待するなど、痛めつけようと思えばいくらでもできそうなのですが、やらないみたいなのですよね。意外にも主人公は鬼畜度が低いのでしょうか?

自分好みのオナホに作り変えたからそれでいいのか?

まぁ見方によれば、人格改変はフレアの尊厳をメチャクチャに踏みにじる行為なので、それで満足なのかもしれませんね…。

おわりに

リョナラー的には大満足の復讐シーンでしたけど、冷静になって考えると悪趣味ですね…。性癖がマトモな視聴者はドン引きでしょうね……。

各話の冒頭に「児童および青少年の視聴には十分ご注意ください」と出ますが、R指定じゃないので普通に見れちゃうんですよね…。

変態紳士がこっそり楽しむものでしょ、こういうのって。決して地上波で流すようなものではない。

そりゃレビューでボコボコに叩かれるわけですよ。原作絡みの裏事情を知らない人が見ても、この内容では拒否反応を示すでしょうね。

SMやリョナが好きな人なんて少数派でしょうし……。

つづきます

次:なろう系変態ギャグアニメ『回復術士のやり直し』3話と4話の感想

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