当たり屋的復讐アニメ『回復術士のやり直し』第6話感想

2021年冬アニメ『回復術士のやり直し』第6話を視聴しました。

前回は微妙だったけど今回はとても良かったです。シュールギャグシーンで何度も笑ったし、SM系えちちもあったので満足。

相変わらず設定やストーリーには突っ込みどころが多いものの、映像や声優さんの演技が良いから見れますね。

◆前の記事リンク:1話と2話  3話と4話  5話

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第6話「回復術士は、血と涙を流す!」本編感想

本編を冒頭から順番に見ていきましょう。

主人公ケヤルガは女たちと食事中。前回仲間に加わった剣聖クレハはケヤルガの隣に座り、身体をべったり密着させています。すっかりハーレム要員と化したな……。チョロすぎです。

しかし剣聖は媚薬の効果が切れても、ケヤルガぁ~しゅきぃ~のままなんですね…。心情が理解不能。どうして速攻で性玩具になったのか謎です。

前回戦った時にショッキングな記憶を見せられてたけど、同時に脳内をいじられたのかな?

原作者的にはどういう設定を考えているのでしょうか。ヒロインたちは本当に心から主人公のことを好きになったのか、それともヒールで洗脳されただけなのか。アニメを見ただけでは分からないです。

一般の作品の場合、そんな短期間で好きになることはありえないので洗脳だと断定できます。しかしご都合主義がはびこっているなろうの場合、ヒロインが一瞬で惚れ即ハーレム要員になる展開が普通にあるから判断に苦しむんですよね…。

傷で居場所を探知

剣聖が主人公に「あ~ん」みたいなことをしていると、表から声がしました。

癒しの勇者に告ぐ、貴様がこの街に潜んでいることは分かっている、大人しく投降せよ」ですって。

主人公の故郷の村の人たちが王国軍に捕らえられ人質にされてる模様…。

えっ、主人公がこの街にいることがバレてるの!?

主人公の生存と逃亡がバレているのは分かります。顔を変えた近衛騎士隊長が生きてたわけなので。しかし、この街にいることが何故分かったのでしょう?

前回剣聖が突然襲ってきたのも謎でしたが、あれはまだ理解できなくもないです。好意的に解釈すれば説明はつく。「癒しの勇者ケヤル」を探していたのではなく、「獣人の村で王国兵士を襲った犯人」を探していたのでしょう。

襲われた兵士の証言を参考に人相書を作り、似た見た目の人物を見つけたので襲ったと考えれば納得できないこともないです。

しかし、今回の件は話が違います。見た目と名前が変更され、全く手がかりの存在しない「癒しの勇者ケヤル」がこの街にいることが、どうして分かったんでしょうね?「王国兵士を襲った犯人」=「癒しの勇者」だと判断したわけ?顔違うじゃん。

と、思っていたら少し後のシーンで説明がありました。騎士隊長レナードの傷がうずいたから分かったんですって…。

え、どういうこと?なんでそれで居場所が分かるのよ!?

恨みのあまり発狂した騎士隊長は自分で自分の顔(ケヤルのだけど)を焼きました。その傷がうずくから絶対この街にいるんだって……。なにそれ?

これが主人公によって付けられた傷だったのなら理解できなくもありません。ファンタジー世界だし、攻撃者の魔力が傷口に残っていて近くにいると反応する…とか言い訳ができそう。

しかし、自分で自分に付けた傷がうずいて何の意味があるんですかね?それで場所が分かるっていうのは謎の理論ですよ…。

騎士隊長は頭がおかしくなっていて適当なことを言っただけなのだけど、それがたまたま正解だった、という解釈をしたほうが納得がいく。

ところで、人相書を持った兵士の目がガンギマっていたけど大丈夫なのでしょうか。兵士も薬か何かでおかしくなってるのかな?洗脳されてるっていう表現ですかね?カッと見開かれていて怖いです…。

主人公のミス

故郷の村は襲われ、大勢が殺され、育ての親のアンナさんは騎士隊長にレ○プされたらしいです。まあ気の毒なこと……。

だだこれ、完全に主人公のミスが原因ですよね。どう考えても騎士隊長を始末しておかなかったのが悪い。この結果は主人公自身が招いたこと。

顔を変えた状態で殺しておけば、主人公が生きていることさえバレなかったでしょ…。実際フレアは死んだことになってるわけだし…。

せっかく超便利なヒールが使えるのに、しょうもないポカをやって悲惨な結果を招いています。主人公は頭が悪いっていう設定なのかな?

まあ、1話目から主人公の行動は妙でしたよね。復讐対象者はボロボロ、魔王を倒し強力アイテムも手に入れたのに、わざわざ時間を戻して再度虐待を受けるという…。何をしたいのか分からないですよ。

脱走兵に化ける

主人公は自分の顔にヒールを使い、前回の脱走兵(浮浪者)の顔になってお出かけします。

あの脱走兵は意味もなく出たわけじゃなかったんですね。イキリシーンのために出た噛ませ犬だと思ってましたよ。主人公が紋章を奪ったのも伏線だったとは…意外。

変装(変身?)した主人公は兵士に声をかけ、軍に戻りたいから紋章をレナード隊長に届けてくれと頼みます。その結果、すんなり騎士隊長を呼び出すことに成功。

正体に気づかれていない主人公は、癒しの勇者の居場所を話す代わりに敵前逃亡の罪を消すよう要求します。

「どこにいるんだ、言え!」と怒鳴る騎士隊長に対し、「あなたの目の前に」と言い、脱走兵の顔をケヤルの顔に戻してびっくりさせました。

このシーンは好きです。結構笑える。変顔で煽る所も面白いです。騎士隊長と主人公の両者が同じ顔なのもシュールでいい。

なお、主人公があらかじめ麻痺毒の香を炊いていたので、騎士隊長は体がしびれて動けなくなりました。

…やっぱこの世界に麻痺毒あるじゃん!どうして前回の戦闘時それを使わず媚薬を使ったのでしょうね?変態だから?

なんでもあり

ヒールで騎士隊長の記憶を探り、アンナさんが犯されている場面を見て歯を食いしばる主人公。

次のシーンでいきなり見たことのない美少女が登場。誰コレって思ってよく見たら包帯してるし、こいつが騎士隊長なのかよ~!!

いや、顔を変えられるだけじゃなく、身体のサイズまでいじれるのか!毎度のことだけどヒールが何でもありで困惑しますよ。

もはや奴隷を買ったり女を仲間にしたりする必要すらなくない?そこら変の野生動物とか家畜をヒールしたら美少女にできそう。どうせ人間の女も動物扱いしかしないのだから、本当の動物でいいじゃん…。

女体化レ○プ

主人公は復讐のため、女に変えた騎士隊長を犯すみたいです…。え、なにそれは…。ちょっと理解に苦しむのですが…。見た目が女なら中身が男でも勃つのか?

VRゴーグルを付けてバ美肉おじさんの本体を犯すみたいなものだよなぁ。ちょっと気持ち悪く感じてしまいますよ。原作者的には男相手でもOKなんですかね?そもそも主人公の頭の中では「復讐=レ○プ」なの?

と思ったら、自分では手を出さず謎のガチムチゾンビ軍団(?)に犯させるらしい。いきなり現れたけど誰なのよコイツら!?エロ漫画に竿役として出てきそうな見た目をしているけど一体何者なんでしょう?説明してくれよ!

主人公は騎士隊長に「他人に酷いことができるのは、他人の痛みがわからないからだ」と言いますが、完全にブーメラン。お前がそれを言うのか……。

ちなみにリョナラー的には他人の痛みが分かるから興奮するんだよなぁ……。むしろ痛めつけられてる側に感情移入する者までいる。SとMは表裏一体。

ヒールの限界

騎士隊長を始末した後、アンナさんを探す主人公。しかしヒールをしても、死んだ人間を蘇らせることはできませんでした…。

あら、そういう制約はあるのね。第4部のスタンド能力でも参考にしたのかな?ヒールは何でもできるチート能力ではなかったみたい。『俺だけ入れる隠しダンジョン』の主人公はゾンビを容易く蘇生してたのにね。

ところで原作やコミカライズ版では、ヒールの限界がちゃんと説明されてるのでしょうか?アニメだと6話まで見ても死者蘇生ができないことくらいしか分かりません。

この後、悲しみにくれる主人公をハーレム要員たちが慰めます(性的な意味で)。

ノルン

場面が変わり、フレア王女の妹ノルン(CV:津田美波)が登場。今回はついに喋ったぞ!目隠しされた男とSMプレイをやってますね。楽しそう。

ノルンはプレイをしながらペラペラと説明ゼリフを喋ってくれました。村人を人質にしたのはノルンの入れ知恵だったことが判明。

この後、主人公の回想シーンになります。一周目で主人公が正気に戻ったことに唯一気づいていたのがノルンでした。

ノルンは主人公に対し、正気に戻ったことは黙っていてあげるからフレアを監視しろと言い、フレアにしたのと同じこと(バター犬)を自分にもするよう要求します。

ケヤルは怯えていたけど、あそこを舐めさせてくれるってご褒美じゃないですか?美少女のなんて普通舐めれんぞ?ノルンはフレアと違って頭も良さそうだし最高じゃん。まぁノルンは「規格外の異常者」らしいですが…。

謎美学再び

主人公はノルンを殺すつもりがないらしい。二周目では何もされていないからだそうです。

また美学がどうのこうのと言ってますよ、この主人公…。ノルンを生かしておいたら危険だと分かっているのに見逃すのかよ!意味不明な美学やめて!

それを言うなら、二周目では剣と砲からも虐められてないでしょ?それなのに3話で「絶対復讐してみせる」って言ってたんだよなぁ。一貫性のない男ですねぇ…。

「こちらから手出しするのは俺の美学に反する(キリッ」じゃないのかよ!

当たり屋

ところでネットを見ると、原作やコミカライズ版を読んだ人達が、この主人公のことを「当たり屋」って呼んでますよね。

これからの展開がなんとなく予想できるんだよなぁ…。相手が先に手を出すよう誘導して、被害を受けたら大義名分を得たとばかりにウッキウキで復讐ごっこを始めそう。

美学()に反しないように復讐するには当たり屋になるしかないですよね。

いや、すでに今回の騎士隊長の件が当たり屋的かも。簡単に殺せたのにわざと生かしておいて村を襲わせ、被害者側に回ることで攻撃を正当化したように見えなくもない。

あと、村の惨状を聞かされた時、狼娘に「ケヤルガ様、楽しそうな顔してる」と言われてたよね。

「俺は悲しんで、怒っているんだ」と否定していたけど、本当にそうなの?復讐の口実ができてよかったとか思って喜んでたんじゃないのか?

まあ、主人公が望んで当たり屋行為をしているというより、神様(作者)が望んでそうさせていると言ったほうが正しいかも。

コロシアムへ

人質にされた村人たちを救うため、主人公がコロシアムに現れた所で6話は終わりです。

主人公はそれが王国の罠だと分かっているし、命が危ないのも承知しているけど、国を正すために必要だから助けに行くんですって…。

国を正す?やっぱりキャラがよく分からないですね……。いつの間にか正義の味方みたいなことを言うようになったな。

おわりに

今回はノルンがえちえちでしたねぇ…。エロシーンが規制されていても表情と絶対領域の描写だけで十分いけます。すごくいやらしい絵だよ。想像力を掻き立てられるわ。

ファンタジー系の服装からは現実のものとはちょっと違ったエロスを感じますねぇ。

主人公には全く感情移入できないし、ストーリーは大して面白くないのですが、美少女キャラの絵と声優の演技が良かったので満足。制作側の思惑通りエロで釣られてるんですよね…。ちょっと悔しい。

円盤予約が好調らしいし、露骨なエロさえ入れておけば内容ガバガバでも売れることが証明されてしまいそう…。例えば『物理さん(黙れドン太郎)』みたいな作品も、合体シーン・放尿シーンが盛りだくさんなので、性描写を自重せずアニメ化したら売れるかもしれませんね……。

余談:ノルンの声

ノルンの声は思っていたより高めでした。これはこれで悪くないのだけど、個人的には津田ネキこと津田美波さんの低めの声の演技が好き。

かわいらしい雰囲気のキャラより、かっこいい感じだったり、落ち着いた感じのキャラを演じている時の声がいい。ボーイッシュなキャラとか。

素人考えでは剣の勇者ブレイドの方を担当してもよかったんじゃないかと思います。まあ、色々と事情があるのでしょうし、今の配役にも不満はないです。

津田ネキはDLsiteのプロ声優が出るボイスシリーズでも声高めのキャラを演じていました。世間的には高い声の演技のほうが人気なのかな?


【耳かき・爪切り・オイルマッサージ】ねこぐらし。〜ペルシャ猫少女としゃーわせナイト〜【CV: 津田美波】

余談2:なろうは海外に売れるが…

『回復術士』の円盤は海外(特に欧州)でバカ売れしているらしい。ソースは掲示板なので、でっち上げ情報かもしれないですけどね…。

関連記事【回復術士が1位?】ドイツアマゾンのランキングで「なろう系」を探してみた

ちなみに、なろう系アニメは意外と海外受けが良いらしく、本作のようなエログロで釣る作品以外もしっかり人気があるみたいです。配信サイトの再生数も凄いとか。

一方、きらら等の日常系は海外人気が微妙という話も聞きます。国内向けだけでは商売が成り立ちにくくなっている現状、海外にも受ける作品じゃないとアニメ化されづらくなっているみたい。

すでに日常系アニメは数を減らしていますが、ますます見れなくなってしまいそうです。日常系ブームはすっかり過去のものになってしまいましたね。ファンとしては残念。『ゆゆ式』の二期が見たかったな…。

ところで『回復術士』みたいに設定等が色々雑なアニメでも、エロさえ入れておけば売れるのなら、日常系にも激しいガチ百合合体シーンを入れたら売れるかもしれないですね。(それをやってしまうと、もはや日常系ではないか?)

K社を含め出版業界は儲かるなら何でもやる方針みたいですし、ファンがエロ同人でこっそりやっていたような内容を公式が堂々とやる時代が来るのかもしれません。本作はその先駆けなのかも…。

次:見ると頭が痛くなる?アニメ『回復術士のやり直し』第7話感想

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