【最後まで接待】アニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』第12話(最終回)感想

2021年冬のなろうアニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』12話(最終回)を見ましたよ。

うーん、最後なのにこれですか……。今までで一番微妙な回だったかもしれないです。

ブッ飛んでいてネタになるような要素も存在せず、淡々と、事務的に話が畳まれました。
最終回なのに中身が薄いうえ、予定調和的展開で盛り上がりに欠けます。

不条理なまでの主人公接待は相変わらずですし、一体どこを楽しめばいいのやら…。

前回、11話感想はこちら

『俺だけ入れる隠しダンジョン』感想記事一覧はこちら

第12話「負けられない戦い」感想

本編を冒頭から見ていきます。

ノルがオリヴィア師匠の偽物に追い詰められ絶体絶命、という前回のラストから始まります。その続きが見られるのかなと思ったら、本物師匠の回想シーンに飛びました。

200年前の出来事が描かれます。

そっくりさん

オリヴィアの所にノル君にそっくりな少年がやってきて、師匠になってもらいたいと頼み込むのですが、オリヴィアは断ります。

少年は諦めず何度も彼女の前に現れ頭を下げるけど、やっぱり拒否。

そんなこんなしているうちに少年は魔物との戦いで命を落とします。そのことを知ったオリヴィアは大いに後悔。自分がちゃんと教えていればこんなことにはならなかったと自責の念にかられます。

だから彼にそっくりなノル君にスキルを与え、よくしてあげているのだそうです。前回ノル君が発した「どうして僕に良くしてくれるんですか?」という問いへの答えでした。

…いやそれ、ノル君本人とはちっとも関わりのない話じゃん!たまたま見た目が似ていただけでいい思いができるだなんて、ノル君は棚ぼたですね。ほんと主人公にとって都合が良いことしか起こらない世界だなぁ…。

ところで、そっくりさんはノル君と違い、真面目で正義感の強い男だったようです。自分の命を犠牲にして女の子を救いました。

ほんとオリヴィア師匠はノル君みたいなクズ男ではなく、そっくりさんの方に能力を渡していれば良かったのにね。優しくされるべきはそっくりさん。

師匠も変態?

あと、回想シーンを見てオリヴィアもちょっとヤバい人なんだなと感じさせられましたよ。やたらとそっくりさんの顔について言及するんですよね。

「師匠になって下さい」と頼まれても冷たくあしらうくせに、彼の顔にはやたらと注目しています。

初対面のモノローグで「つるつるでかわいい顔」と言っていましたし、遺体と対面した時も顔のことを言っていたのはちょっと引きました。

オリヴィアの過去エピソードが語られるのは今回が初めてだったので断定はできませんが、男の顔にしか興味がない面食いサイコパスのようにも見えましたよ…。

少年が死んでしまったことを悔しがっているのではなく、綺麗な顔が見れなくなったことを悔しがってるんじゃないかと疑ってしまいます。

現代で鎖から解放された後のシーンでも、ノル君の顔をずっと触りたかったと言ってるんですよね。どんだけ顔フェチなんだよ…。

この回を見てオリヴィアの印象が若干悪くなりました。

ヒロイン参戦

どう反応すればいいか分からない回想シーンを見せられた後、偽師匠との戦闘シーンに戻ります。ノル君は絶体絶命。

そこへ予想通りハーレム要因たちが助けにきましたよ。相変わらずご都合主義感が強い!何でこのタイミングで全員やってこれるのよ!

幼馴染はもちろん受付嬢や聖女も同時に登場。そこまではまだ分かるのですが、転校生の金髪冒険者レイラまでいるんですよね。3人はお店の手伝いの帰りだったかも知れないので納得できますが、レイラがいるのは意味が分かりません…。

せめて登場タイミングをずらしてくれたら不自然さもマシになったと思うのですが。

さらにヒロインズが口々にノル君への感謝を述べるという謎展開に。その感謝の内容もノル君のおかげかどうか怪しいものばかりなんですよね。毎度のことですが接待が行き過ぎてます…。

ヒロインたちは「恩返し」などと言ってますが、世話になりっぱなしのノル君の方が感謝するべきでしょ。第1話から見てきましたが、ノル君が一方的にいい思いをしているようにしか見えませんでしたよ。

説得力ゼロ

ヒロインたちは偽師匠に攻撃を仕掛けますが通じず、反撃で倒されてしまいます。結局ノル君と偽師匠の戦いに。

ノル君は「惨めな人生でも頑張れば変わることができる!師匠と出会って僕はそのことを知った!」と言っていますが、まったく説得力がないですね…。

頑張ってる描写なんてありましたっけ?ノル君の人生が好転したのは、全部貰い物の力のおかげじゃん!あと、何もしてないのに出会った女の子は好感度MAXだし。

単に神様(作者)から愛されてるだけなのに、努力のおかげだと勘違いしているのは痛々しいですよ…。

ゴリ押し

ノル君は、師匠から貰った3つと「生贄」を除く全てのスキルを犠牲にして肉体を強化。力技で偽師匠を倒します。

スキル操作能力を持つ者同士の戦いなので頭脳戦になりそうなものですが、結局ゴリ押しで勝利するという、ある意味この作品らしい展開です。

師匠から貰った3つはチート級のスキルなのに使い手がアホだからなぁ…全然活かせてないですよ。

あとなんか、偽師匠のほうも舐めプしてる感じなんですよね。「体温+5」や「鈍重」を付与するだけ…。なんでそんなぬるいことをするんでしょうね?もっとヤバいもん付与できるでしょ?例えば「体温+10」だったら即効で殺せそうなのに。

偽師匠はスキルを出し惜しみするだけでなく、ノル君がヒロインを回復させている間は攻撃してこないですし、とても親切です。

それと、戦闘中LPが画面に表示されず、有耶無耶にされていたのも残念でした。ノル君は何度も編集スキルを使ってたんですけどね。普通に描写すると戦闘中にLPが尽きて死んでしまうことになるので誤魔化してる感じが…。

完結

偽師匠を倒した後、お約束のサービスシーン。LP補充のためヒロインたちが胸を押し付けてきます。最終回なのにひねりがないですね…。最後なのでもっと変態的なことをすると思ってましたよ。

その後解放された師匠とノル君が言葉を交わす感動的っぽいシーンがありますが…、ツッコミどころが多すぎて素直に喜べませんよ…。

脇役も含め今まで出たキャラを一通り映した後、ノル君にハーレム要員たちが胸を押し付けるシーンになります。さっきもやったでしょそれ!また同じネタを繰り返すのか…

と思っていたら幼馴染のエマが現れ、ノル君に濃厚なキス!この子もいつの間にかとんでもない淫乱になりましたね…今や人前で堂々とできるようになってしまった…。

そこへ鬼の形相をした妹が現れ、ハーレム要員を震え上がらせます。ここはちょっとおもしろかったです。

最後に師匠と隠しダンジョンの扉を開けて完結です。

おわりに

いや~、おわりましたね~。正直ひどい内容のアニメでしたが、ツッコミを入れながら見るのは意外と楽しかったです。

批判的なことばかり書いたので最後に12話の良かった所を少し。

偽師匠がノル君をボコボコに殴るシーンは気持ちよかったです。まさに人間サンドバッグ状態。作画にも気合が入っているように感じました。なろう作品なのに主人公がやられるシーンを丁寧に描いてくれたアニメスタッフに感謝したいです。

受付嬢ローラが大きな樽を投げる所も笑えました。あと、ヒロインが熱にうなされてるシーンがちょっとエロくてよかったですね~。

おしまい

次:【全話視聴】アニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』振り返り感想

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