【2021年春アニメ】見た作品紹介&第1話の感想

2021年春アニメが始まりました。

筆者は大都市圏に住んでいないのでTV放送で見られる作品数が少ないです。その上、HDDレコーダーが壊れて録画できないので、アニメはdアニメ、アマプラ、アベマ等のネット配信で見ています。

ただネット配信の場合、作品によってはTV放送から1週間以上遅れることがあるのが残念。4月も中旬になり、やっと見ようと思っていた作品全ての1話が見れるようになりました。

相変わらずアニメの本数はメチャクチャ多いので、作品紹介を読んで興味を持ったものだけ視聴。簡単なあらすじと第1話感想を書きます。

『究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら』

原作はラノベ。

主人公の男子高校生は、ゲームショップの店員に騙され、10年前に発売されたとんでもないVRクソゲーを買わされてしまう。

プレイしてみると、痛み等の感覚やNPCの挙動が現実そのもので超リアル。思いがけずゲーム内の人物を殺してしまい追われる身になった主人公は無事クソゲーを攻略することができるのか…という話でした。

テンションの高いギャグ作品ですね。このノリは結構好き。幼馴染が鬼の形相で追いかけてくるところが面白かった。

リアル過ぎるクソゲーの世界観が一体どういうものなのか気になるので視聴継続。

『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』

原作はなろう小説。漫画版は3巻まで読んで感想を書いてます(感想リンク)。

過労死したOLが不老不死の魔女として異世界に転生。300年の間スローライフを送りつつ、スライム狩りを続けていたらレベルMAXになっていた。

そのことを知った冒険者やドラゴンが彼女を倒して名を上げようと家に押しかけてくる。主人公は穏やかな生活を守ることができるのか…という話です。

ファンタジー世界が舞台の日常もの。ゆるい感じの世界観。

ストーリーは漫画版と大差ないけど、転生させてくれる神様の雰囲気など、ちょっとした部分に違いがありました。アニメ1話は漫画4話までの内容。

キャラの絵柄は少々クセがあるように感じました。漫画版とは雰囲気が異なり、のっぺりとした印象で、好みが分かれそうな絵柄。線も塗りもシンプルなので低予算のように見えなくもない。

まあ、1話を見た限りでは、作画は悪くなかったですけどね。ちゃんと動いてました。ただ本当に予算が少ないのだとしたら、途中から崩れたり紙芝居になったりしないか心配。

背景はいい感じ。食べ物もとても美味しそう。アニメは画面の情報量が多いのがいいですね。

漫画版と比較しつつ見ると楽しそう。アニメならではの表現に期待。視聴継続。

『戦闘員、派遣します!』

原作は、なろうで連載されていた小説のリメイク版ラノベ。

悪の秘密結社の戦闘員六号は、美少女型アンドロイドのアリスと共に、地球にそっくりな別の惑星に転送される。

そこには異世界ファンタジーみたいな王国が存在していた。調査という名目で現地人と交流しつつ、あれこれやる話みたいです。

スケベな主人公とクセの強い美少女たちが織りなす軽妙なギャグ作品という印象。SF系のコメディ。

前季の『俺だけ入れる隠しダンジョン』とは違い、スケベなことを企んだ主人公がちゃんと痛い目にあうので安心して見られる。いやらしい表情もギャグとして笑えた。

絵はいい感じ。女の子が可愛いし、男女共に表情が豊か。顔芸アニメとも言えますね。

次に声優ネタ。アンドロイドのアリスは、口の悪い金髪ロングの小柄な美少女で、声優が富田美憂さんなので『ガヴリールドロップアウト』の主人公を彷彿とさせる。

一方『俺ダン』エマ役の時とは全く違う声の出し方をしているので、やっぱ声優さんって凄いと思った。声を何種類も使い分けられるんですね。ちなみにローラ役の大久保瑠美さんは、悪行ポイント役という、姿の存在しない声だけの役で出てた。

あと、王様役は『回復術士のやり直し』の王様役と同じ方でした。

続きを見るのが楽しみな作品です。視聴継続。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』

深夜アニメではなく、子ども向けの玩具販促アニメ。主役の少年役が津田ネキこと、津田美波さんだったので見てみました。

あらすじ。主人公のオカルト好きな少年が、姉と一緒にJR横川駅周辺の調査に訪れる。峠の釜めしを食べたり、チンピラに絡まれたりしていると、突如巨大な敵が出現。

シンカリオンという巨大ロボットで迎え撃とうとするのだが、パイロット候補の少年は適合率が足りず動かすことができない。たまたまその場にいた主人公が代わりに乗り込み敵と戦うという話です。

津田ネキの少年声はすごく良かった。バッチリ合っていると思う。低めの声好き。また、ダブル主人公のもう片方の少年役は『俺ダン』ルナ役や『エクスアーム』アルマ役でおなじみの鬼頭明里さん。

『シンカリオン』は無印の頃から人気声優が大勢出演する作品だったようです。大きいお友達へのサービスかな?鉄道関連のうんちくがあるので、声オタだけでなく、鉄オタも楽しめそうな内容でした。

ただ、子ども向けだということを考慮しても、戦闘シーンが地味だったのが残念。CGは別に悪くないけど、盛り上がりに欠ける戦いだった。まぁ、1話の戦闘はチュートリアルみたいなものだから、これから派手になるのかもしれません。

次も見るかも。

『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』

原作はカクヨム発のラノベ。

先輩女性に振られたサラリーマンが主人公。ヤケ酒をした帰り道で家出女子高生に出会い、「泊めてよ」と言われたのでそのまま泊めてあげた。

翌朝、シラフに戻った主人公は女子高生に色々説教し、家には住まわせてやるから働けと言う。オッサンとJKの共同生活を描く話のようです。

なお、実際にそういうことをすると未成年者誘拐罪が成立する模様。絶対に真似してはいけません。原作者も注意喚起してました。

感想ですが、主人公が説教臭いのがちょっと嫌だったなぁ…。イチイチ上から目線で感じ悪い。

弱い立場の女性にマウンティングして、あれこれ命令するのを楽しんでる感じで好きになれない。善人ぶったゲス野郎に見える。

あと、主人公の思考がよく分からん。JKの身体に興味のない主人公が、なぜ泊めようと思ったのか。さっさと警察か児童相談所に連絡すればいいのにね。そうするのが一番面倒がないでしょ。そうしなかった以上、何か下心があるとしか思えません。

やっぱ、本音では身体に興味があるのか?それともお説教する快感が病みつきになったのか?

ネット上では「風俗説教おじさん」なんて言われてたけど、確かにそういう印象を持った。これ、いい話になるんですかね?

一応、2話も見ようとは思うけど、それで好きになれなかったら続きは見ません。


1room -家出少女-

『聖女の魔力は万能です』

原作は女性向けなろう小説。

メガネを掛けた地味な女性会社員が主人公。『スライム倒して300年』みたいに過労で倒れて異世界転生するのかなと思ったけど違った。

残業を終え帰宅すると、突然魔法陣が現れ異世界に召喚されるスタイル。男性向けなろうで言うと『ありふれ』や『異世界チート魔術師』のような展開。

異世界では魔物を倒すため「聖女」という存在が求められていて、その結果呼び出されたらしい。しかし、異世界人が求めていたのは、主人公と同時に呼び出されたもう一人の女性の方だった。

元の世界に戻すように要求するが、異世界人も方法を知らないらしい。することもないので、薬用植物研究所に住み込んで働くことになる…という話。

本作の主人公はちゃんと元の世界に帰りたがっているので好感が持てる。なろう系には一瞬で異世界に順応して、元の世界のことなんてすっかり忘れてしまう主人公が多すぎですよ~。

あと、本作は女性向けだけあって、素敵な男性キャラが沢山出ますね。

研究所でポーション作りをする場面があるのだけど、小瓶に入ったピンク色の液体を見せられると、前季なろうアニメ『回復術士』の媚薬を思い出してしまう……。

なお、主人公は通常の1.5倍の効力があるポーションが作れるらしい。

魔物との戦いで傷ついた兵士たちを治療する場面で「団長!団長しっかりしてください!」というセリフを聞いた時、オルガの某シーンを思い出して少し笑ってしまった…。しかも団長の中の人はマクギリス役の櫻井さん。

全身ボロボロでポーションが飲めない団長に、主人公が口移しで飲ませるのだろうと思ったけど、そんなことはなかったですね。叫んで意識を取り戻させた所で飲ませるという予想外の展開に。

ちなみに男性向けなろうなら異性相手でも口移しで飲ませるのが基本。性欲を満たすため、元気な相手にそうやって飲ませる場合もあるのでキモい。

主人公が作ったポーションのおかげで団長が助かり、みんなから感謝されて1話は終わりです。

男性向けなろうとは趣向が違うので興味深い。異世界人からやたらと感謝される所は共通しているものの、それ以外は結構違いますね。視聴継続。

『スーパーカブ』

原作はカクヨム発のラノベ。

両親がおらず団地で一人暮らしをしている孤独な女子高生が主人公。

ある日、走っている原付を見て興味を持ちバイク屋へ。しかし、並んでいるバイクはどれも10万以上するので手が出せない。

そのことを店主に伝えると中古のスーパーカブを1万円で売ってくれるという。人を3人死なせた、いわくつきの車両だから安いということを説明されたのだけど、主人公は構わず購入。

カブとの出会いがきっかけで、味気なかった日常が少し楽しくなったという話でした。

背景が非常にリアルですし、演出も特徴的なアニメでしたね。セリフが極端に少なく、BGMもほとんど流れない。モノローグに頼らず、映像だけで主人公の置かれた状況や気持ちを伝えるスタイル。

主人公が初めてカブにまたがった瞬間、色あせていた風景が鮮やかになった場面は、見ていてドキリとしました。

あと、綺麗に拭いたカブを眺めてニヤニヤするシーンがなんか良かった。好き。

主人公はちょっと変わった子で喋り方もぎこちない。コミュ障感が出てていい。

すごく見応えのある1話でした。これだけで1本の作品として成立している。ちょっと泣きそうになりましたよ。

バイクアニメと言えば、『ばくおん!!』が結構好きだったけど、本作とは全く方向性が違いますね。

視聴継続。

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『SSSS.DYNAZENON』

『SSSS.GRIDMAN』の関連作品。原作は『グリッドマン』(特撮)ということになっているけど、オリジナルアニメと言って差し支えないと思います。

前作(GRIDMAN)とのつながりは1話時点で不明。登場するのは全員新キャラ。

家庭環境など、色々と問題を抱えていそうな少年少女たちが、巨大ロボットダイナゼノンに乗って怪獣と戦う話。

メインキャラが多め。1話ラストで怪獣とのバトルが描かれるけど、それまでは登場人物それぞれの日常生活や、抱えている問題が描かれる。

人間ドラマパートにも意味深な描写が多く、気になる。これから少しずつ謎が解き明かされていく感じかな?

これも『スーパーカブ』と同じく、ほとんどBGMが流れないアニメだった。あと、映像で色々伝えてくる。自宅の部屋の描写で家庭環境や性格が分かるようになってる。

メインスタッフが『GRIDMAN』の時と同じなので予想はできたけど、全体的にレベルが高い。キャラは全員個性的だし、物語に引き込まれる。戦闘シーンはカッコイイし、日常風景にも情緒が感じられる。たまに挟まれるギャグも面白い。これは期待できますね。

一人だけ変なやつがいて普通の人間じゃないっぽい。自称怪獣使い。作品世界の謎に関わりがありそう。どこか別世界から来たのかな?

1話時点では分からないことだらけなので早く続きが見たいです。

『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』

オリジナルSFアニメ。

無愛想な歌姫AIヴィヴィの元に、100年後の世界からマツモトと名乗るAIがやってくる。なんでも未来ではAIが人類に反乱を起こし、戦争になっている模様。

AIの暴走を防ぐため、歴史を改変しましょうという話。1話は要人暗殺を止めにいった所で終わった。

『攻殻機動隊』とか、ああいった近未来SFの世界観が好きな人ははまりそう。

映像のクオリティは高いですね。オリジナルアニメだし作り手の気合が感じられる。

AIがAIの暴走を止めるという話なので、ひょっとしたら悲劇になってしまうのかも。『ターミネーター2』みたいな結末を迎えるのかな?現時点では展開が予想できないので続きを見るのが楽しみ。

AIは複数のことをこなせないので一つの目的に特化した専用機になっている、という設定がちょっと腑に落ちなかったけど、まだ1話なので何とも言えませんね。何かの伏線かもしれないです。視聴継続。

『86―エイティシックス―』

トヨタ車が題材のアニメではないです。近未来SFで戦争もの。原作はラノベ。

架空の国が舞台。主人公は女性軍人。彼女が暮らす街の住民は皆、同じ色の髪、目、肌をしている。同一の身体的特徴を持った単一民族しか住んでいない様子。

その国は無人機を使い他国と戦争中。しかし無人というのは建前で、実際にはエイティシックス(86)と呼ばれる被差別民の少年少女を戦車に乗せ、強制的に戦わせていた。なお、86の少年少女は髪色等が多様。

主人公たち軍人は安全な場所から指示を出すだけ。

他の軍人が家畜扱いする86を、主人公だけは人間として扱っているが、86からすれば主人公も自分たちを虐げる側の存在でしかない。主人公が感謝されることはなく、逆に嫌味を言われたりする。

ある日、担当した指揮官を壊してしまう、という噂の少年がいる部隊の指揮官に任命された主人公はどうなるのか…という1話でした。

設定が多くちゃんと理解できてないので、あらすじに間違いがあるかも…。

それはさておき、なかなかハードな世界観のようです。人間扱いされてこなかった少年兵たちと、彼らに寄り沿おうとする主人公の交流を描く話になるのかな?

86の少年少女の様子はどことなく『鉄血のオルフェンズ』の鉄華団(初期)を思わせる。鉄華団とクーデリアの関係みたいになるのだろうか。

あとネットの感想を見ると、設定が『亡国のアキト』に似ているという意見も。言われてみればあの作品も、女性軍人と被差別民で構成された部隊の関係を描いてましたね。

世界観は把握しきれていないけど面白そうでした。どういう展開になるか気になるので次も見ます。

『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』

原作はラノベ。

初恋の人に裏切られた男子高校生が、幼馴染の女の子の助言に従い、復讐することを決意するという話。タイトルの通りラブコメなので、復讐と言っても暴力をふるったりはしない模様。

余談ですが『回復術士』を見たせいで「復讐」というワードで笑ってしまうようになった。ケヤルガのにやけ顔が脳裏に焼き付いて消えない。

ところで本作にはココアとチノの中の人が、初恋の人と幼馴染の役で出てる。見た目がココアっぽいほうがチノの声。主役の男子高校生の声はキリトの人。

ネットの噂通り動画工房なのに1話から作画が怪しい。分かりやすい崩壊は起こしていないけど、パースや物のサイズ感、体型が狂っていますね。1話にしてはクオリティが低め。

作画もアレなんですが、それより演出が変じゃないですかね…。なんかテンポがおかしい気がします。何とも言えない違和感がありますよ。

それに会話シーンをダラダラ見せるだけなので話が頭に入ってきません。視聴者置いてけぼりで、勝手にキャラの間だけで話が進んでる印象です。一度見ただけでは全然状況が分からなかったよ…。

キャラの名前や人間関係等々を視聴者が知ってる前提で話を進めてないですかね?このアニメ、何かの続編とかじゃないですよね?

あと演出で言うと、主人公と幼馴染が視聴者に背を向けて川を眺めてる場面が変でした。長い1カットの間、キャラがピクリとも動かないから違和感がすごい。水の部分は動きがあるけど、キャラが微動だにしないのはちょっと…。10秒くらい固まってなかった?

まぁ、不快感は一切ないので寝る前に見るにはちょうどいいかも。どんな話だったか全然記憶に残っていないのだけど、妙に気持ちよくなれるアニメでした。人気声優の声が聞けるし、就寝前に見ると快眠できそう。

背景の雲とかは綺麗だったし、幼馴染が主人公に言い寄るところはちょっとエロくてよかったですね。

(4/29追記)

3話まで視聴しました。1話は微妙だったけど、2話以降は結構面白かったですね。ストーリーは普通に楽しめたし、ヒロインが二人とも可愛いので好印象。謎ダンスなどネタ要素もありました。なかなか見ごたえのある作品だと思います。

『イジらないで、長瀞さん 』

原作は漫画。

男子高校生が、後輩の褐色ドSギャルに目をつけられ、イジ(メ?)られる話。ジャンルはラブコメってことになるのかな?

ただ個人的にチャラいギャルは好みじゃないんだよなぁ…。美少女に蔑まれ罵られるようなシチュエーションは嫌いじゃないけどギャルはヤダ!高飛車お嬢様のほうがイイ。

作品紹介を読む限り自分には合わなそうだったから1話切りかなと思ってたけど、見てみたら意外に面白かったゾ。結構笑えた。

絵は綺麗でよく動いていた。映像的な面白さがある。声優さんの演技も良かった。

長瀞さんは、高木さんや宇崎ちゃんの性格をキツくした感じの子なんだろうな、と予想していたが、不快感を覚えるほど嫌な奴ではなかった。根は優しいのかもと思わせる描写あり。

ただ、見る人によっては拒否感が出るかもしれない。イジりと言いつつイジメギリギリのことをしてくるので、ある程度Mっ気がある人の方が楽しめると思う。

あと、長瀞さんより、イジられてる男の子の方が可愛いかも。うぶな感じだし、すぐ泣いちゃうし。

思いのほか良さげだったので視聴継続。

おわりに

今季は面白そうなアニメが多くて嬉しいのですが、本数を絞らないと見る時間が足りなくなりそう。過去のアニメにも見たいやつが何本もあるのでそっちの時間も確保しないといけません。

あと、今季はネタ要素の強い変なアニメが見当たらないのがちょっと残念。良作感のあるアニメばかりです。狂ったようなアニメが見たい…。

そういった意味では前季は豊作でしたね。『エクスアーム』に『俺ダン』に『回復術士』。TVアニメと言っていいのか分からないけど『異世界の門』というのもありました。同シーズンにクセの強い作品がこれだけ揃うのは珍しい。

今季で期待できそうなのは『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』くらいですね。1話から作画・演出が怪しかったので、ひょっとしたら中盤以降面白いことになるかも…?もしそうなった場合は、原作者やファンが気の毒ですが……。


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