TVアニメ『魔王様、リトライ!』感想・前半(1話~6話まで)

記事内に広告が含まれています。

◆第1話、2話の感想はこちら

第3話感想

アバンでルナから智天使のことを聞き出す魔王。その後ヒャッハーが映ってOPへ。

まだ3話ですがOP曲が脳裏に染み付いてしまった。他のことをしている時でも頭の中で流れてます。

懐かしい感じの曲調がいいし、石原夏織の声もなんか癖になる。

本編

魔王は適当に作ったアイテムを高額で売却して資金に。せこい。

場面が変わりサタニストとかいう胡散臭い連中が登場。何やねんこいつら。

ジャ~ジャ~ジャ~ジャ~ンとパイプオルガン風の重々しいBGMが流れてます。『ガヴドロ』のサターニャBGMもこんな感じだったな。悪魔のイメージですか。

なぜか知りませんがこいつら聖女が嫌いみたい。

「聖女に災いあれ」の合唱↓

©同上

それにしても間抜けな絵面だなぁ。よわそう。

キラー・クイーン

世紀末聖女キラー・クイーン(CV:戸松遥)がヒャッハー軍団を引き連れて街にやってきました。

この人は三聖女の次女でルナの姉。彼女を連れ戻しに来たらしい。

しかしこいつ聖女のくせにガラ悪すぎる。口が悪いし顔も怖い。それになんでヒャッハー手下にしてんだよ。

あと、キラー・クイーンって言ったらこっちを思い出す。

どっちも元ネタはQueenの曲かな?

去年『ボヘミアン・ラプソディ』の映画が流行ったけどまだ見てない。

おもしろ作画

乗ってる馬車?の周りにピロピロピロって漫符みたいなのが動いてる謎演出。

©同上

なんだこれ、不思議なセンスにあふれたアニメですな。

でもこれ、意味もなくやっているのではなく、静止画をスライドさせつつピロピロさせることで動いているように見せかける高度なテクニックかもしれない。作画枚数の節約になる。

サタニスト来る

そこに例のサタニスト軍団が襲来。聖女二人を倒すべくチープな魔法攻撃をしかけま~す。

炎と氷の「ザ・魔法」っていう感じの安直な描写。

©同上

©同上

しかし全然動かねぇよ絵が。この後も(ほぼ)静止画のオンパレードでした。

魔王が映るシーンも本人棒立ちでタバコの煙がたなびいているだけ。一見動いているようで実は全然動いていないカットが多い。

戦闘シーンでさえあんまり動きません。エフェクトを入れたり、ズームアウトしたりしてごまかす。顔のアップで口パクだけとか。

低予算なんですねやっぱり……。

やみこうげき

聖女に攻撃され劣勢になったサタニストは「秘蔵の闇」とやらで反撃。

©同上

宝箱から黒いものが出てきたよ(これぞなろうの闇?)。

さっきの魔法もそうだけど、ほんと安直な描写が多いですねぇ…。

それと闇の効果がいまいちわからん。

ヒャッハー数人が死んじゃったように見えたけど、他の奴らは足止めされただけ。

なにこれ?どういう効果?

動けなくなった聖女に弓矢でこうげき~

そこは魔法じゃないんか…。どこに持ってたんだそれ。

魔王以外も異空間からアイテム取り出せるんだったっけ?

 

ヒャッハーの隊長みたいな人が身を挺して二人を守るぜ。まるで弁慶だ。かっこいい!

でも次がこんな絵だから感動もなにもない。ギャグシーンですね。

©同上

物陰から一部始終を見ていた魔王ですが、例のイキり骨指輪がまた起動。残虐攻撃でみなごろしにしろと誘惑する。

体が動かせなくなった魔王は仕方なくキャラクターチェンジ。

白い服を着た銀髪のムキムキイケメン、霧雨零(ゼロ)が出てきました。

こいつがつよい。かんたんにサタニストをやっつける。

暴走族のネタキャラらしいです。魔王自身は操作不能で見ていることしかできんみたい。

こいつに惚れてキラー・クイーンが可愛くなる。ヤンキー系のキャラは自分と同じようなヤンキーが好きなのかね。

新キャラ

最後に冒険者らしき新キャラが二人登場。

こいつらが懸賞金目当てに魔王を倒しに来る展開になるのかな?

しかし初登場シーンなのに作画が怪しい。めっちゃラフな線。

3話まとめ

今回は特に気の抜けた絵でしたね。何もかもがチープで笑いが止まりません。

でもそんじょそこらのクソアニメとは違い、普通に楽しく見られるところが魅力。ストーリーは意外にちゃんと作られてる。

面白すぎ。最高のギャグアニメだと思います。

[adv]

第4話感想

今回もなかなか楽しい内容でした。印象に残った場面をピックアップします。

男の娘

冒険者の片方は男の娘。見た目も声も女なのに男。

©神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会 第4話より引用

ユキカゼといえば対魔忍とか、戦闘妖精とか、お船とか色々連想する。

あとこの子変態キャラみたいですね。口を開けば意味深なシモネタ発言を連発。

ウルフ

男の娘と大剣使いミカンはサンドウルフを討伐する予定らしい。魔王を狩りに来てるのだと勘違いしてました。

©同上

ウルフのシーンだけど砂嵐が濃すぎて何がいるやら分からない。

手前の砂嵐を動かすことで奥の一枚絵が動いているように見せるテクニック?

薄いと静止画なのがバレバレだから濃くしたのかな?

こういう謎の演出も面白いですね。

人格者

モブの騎手にまで気遣いをする魔王様。

©同上

拠点に入って休むのを遠慮したので、せめてこれくらいはとタバコを分けてあげる。

モブに対してここまで優しくできるなろう系主人公ってなかなかいないと思う。

すごく好感が持てる。

アクのことを気遣う優しい奴だとは思ってたけど、女性以外にも優しいのね。

今まで見てきたなろう系主人公って、嫁やハーレム要員には優しくしても他の人間は眼中に無い感じだったから、魔王様みたいなのは珍しいタイプ。

側近召喚

側近召喚は今回のメインテーマだと思う。側近の名前が4話のサブタイトルになってる。

魔王は溜まったスキルポイントを使って側近の「桐野 悠」を召喚。

天才医師で科学者の黒髪美女。でも、サディストでマッドサイエンティストらしく、魔王はすごく警戒してる。

この人を召喚して真っ先にやらせたのがアクの脚の治療だから、魔王がいかに彼女を気にかけているか分かりますね。

ただ、今までアクの脚がどれほど悪いか描写されていなかったから、思ってたより深刻だったんだなと少々驚きです。おんぶしてたのもそのせいだったのね。

4話まとめ

どんどんキャラが増えていくけどみんな個性が強いから覚えやすくていい。

なろう系アニメの場合、キャラが増えると「誰だっけこいつ?」になりがちだけど『魔王様、リトライ!』は今の所大丈夫。

あと不快なキャラがいないのも地味に大事ですね。

みんな最低限のモラルや節度を持ってるから胸糞展開にならず、気持ちよく見られる。

イキったり弱い者いじめをしない優しい世界観に好感が持てます。

◆次のページ:5話、6話の感想へ

タイトルとURLをコピーしました