TVアニメ『魔王様、リトライ!』感想・前半(1話~6話まで)

『魔王様、リトライ!』は、なろう小説が原作のアニメ。

2019年夏はなろう系アニメが多いです。『ありふれ』に続いて2本目の視聴。

※各話視聴後に追記していきます

スポンサーリンク

1話感想

主人公が作ったゲームがサービス終了を迎える。その時、彼はゲームの世界に入り込んでしまい、気がつくと魔王の姿になっていた。

という、イキ…『オーバーロード』そっくりの始まり方。

おーう…。これって大丈夫なんですかね。ちょっと似すぎでは?

これに限らずなろう系って、違う作品を見てもなんか既視感があるんですよね。どうしても共通点が多いなと感じてしまう。

なろうには決められたお題がいくつかあって、それを使って作らないとダメ…なんてことはないよな。それくらい似たり寄ったりになりがち。

黄レム

石原夏織が歌うOPが終わり本編が始まると、今度は既視感のあるキャラクターが登場。

『Re:ゼロ』のレムの色違いみたいな女の子が出てきちゃったよ。髪が黄色の2Pカラーレム(髪型的にはラム?)

©神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会 第1話より引用

この子は魔王を恐れて「食べないでください」と発言。某カバンの子かな?

冒頭だけでも既視感の塊。作者の好きなものをパッチワークした作品なのかなと思ってしまう。

コミカル

でも結構コミカルで面白い。戦闘シーンのチープな演出が笑いを誘う。ギャグにするためわざとやってるのかも?

↓飛ばされてるのは悪魔。この後ドカーンと大爆発する。

©同上

↓魔王様走り(背筋まっすぐ、脚だけものすごいスピードで前後)

©同上

©同上

↓はやい!

©同上

主人公

主人公がイキらないから嫌悪感が無いし、セリフも一々面白い。

声のおかげかもしれないけど好感が持てますね。

主人公の声は津田健次郎さん。渋くていい声。『遊戯王』の海馬社長役が有名。

異世界はスマートフォンとともに。』や『賢者の孫』にもちょい役で出演していたけど、ついになろうアニメで主人公を演じることになるとは…。予想外。

一部のなろう作品はナヨナヨ厨ニクソガキが主人公で、チートを笠に着て偉そうに振る舞うから不快。

でも、本作主人公のオッサン魔王はなんか可愛らしくて憎めない。

いまのところ普通にいいヤツだし、どっかの骨みたいに悪趣味な弱い者いじめをすることもない。

骨指輪

ゲーム世界に魔王として召喚され、アク(黄色のレム)に出会い、悪魔を倒し、神像のところに行って話を聞く。

召喚された理由を教えられた後、無理やり骨指輪を付けられる。

©同上

そのあとアクの村に荷物を取りに行くのだけど、彼女を虐めてたごろつき村人が登場。

アクが酷い扱いを受けているのを見て魔王が怒ると骨指輪が起動。

©同上

実は呪われたアイテムで、魔王らしい残虐な振る舞いをさせようとするみたい。

某骨太郎が宿った指輪?

このゲームの製作者である主人公に、魔王を作った責任を取らせようとしてる感じですね。

ゲームだからってモラルも何もない残虐キャラを作ってしまったツケを払わせたいのかな?

なるほど…。メタなメッセージが入ってるようにも見えますね。ゲームや創作の世界だからってノーモラルで好き放題しちゃいかんでしょという。

イキったキャラを作って、異世界で虐殺とかやって、現実の鬱憤ばらしをしてるとしっぺ返しが来るぞ!

……ってところかな?

1話感想まとめ

普通におもしろいし、ネタ的な意味でも非常に期待できるアニメでした。

主人公にモラルが備わっている所も好印象。

なろう系には敵対者に過剰な制裁を加える主人公が多い。

そこまでやらんでもいいでしょと言いたくなるくらい相手を痛めつける。

そのうえ主人公はどんな非道なことをしても許され称賛されがち。

作者の倫理観を疑ってしまうような作品も少なくないので、キャラが常識的な振る舞いをしているだけでその作品の評価がグーンと上がる。

あとエンドロールみて分かったけど、アク(黄色のレム)の声は『百錬の覇王』の里芋ピンク(リネーア)役の人でした。どっかで聞いたことのある声だと思った。

『百錬』みたいに笑いながら見れる愉快なアニメになりそうで期待感がすごいです。今の所2019夏アニメの中で一番楽しみな作品。

第2話感想

アバンタイトルにOP歌ってる人(石原夏織)の声のキャラが登場。ピンク髪の高飛車ワガママ娘だ。

ご丁寧にテロップで名前と年齢を説明してくれました。ルナ・エレガントちゃん16歳。

©神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会 第2話より引用

他の場面ではデカデカとした筆文字で名前を紹介してたけど、ここはまぁ割と普通なフォントですね。ヒロイン以外が筆文字なのかな?

2話前半あらすじ

魔王は立派な建物を取り出してアクと夜営。ゲーム世界だし何でもありだな。

翌日移動中に山賊に襲われるけど、レベルの低い相手は魔王にダメージ与えられんらしい。自動的にガード。

そこに例のピンク髪ルナちゃんがやってきて、魔王と山賊をまとめて魔法攻撃。意外にも魔王にダメージが入る。彼女はレベルカンストしてるらしい。

魔王は敵の部下を蹴散らしてルナに接近。お尻ペンペンのお仕置き。全年齢向けアニメだからか服の上から叩く。

©同上

スパンキングって海外のえちえちビデオでは人気のプレイだけど、国内ではそこまでメジャーではないみたいですね。ソフトリョナとしてもっと流行ってほしいな。

安いアイキャッチ

CM前後アイキャッチの手作り感がすごい。チープとも言う。

©同上

全く凝っていないフォントとデザインがむしろ清々しい。

©同上

大画面じゃないと読めないような、ちっさい字で細々書くのは『百錬の覇王と聖約の戦乙女』のアイキャッチを思い出させる。

© 鷹山誠一・ホビージャパン/ユグドラシル・パートナーズ 『百錬の覇王と聖約の戦乙女』第10話より引用

『百錬』って全体的にチープなイメージだったけど、こう見るとアイキャッチのデザインは意外と凝ってますね。表示される数秒のうちに全部読むのは至難の業だけど。

後半

この後魔王は街へ行って、ルナから奪った金で美味しいものを食べたりアクに服を買ってあげたりする。

こういう顔の表現って珍しいな…

©同上

色々あって、なんだかんだルナと仲直り。一緒の部屋に泊まる。

かわいい

©同上

場面が変わり、世紀末的なヒャッハー軍団と金髪の女が映って終わり。

©同上

金髪女は「あのクソガキが」と言ってたけどルナの関係者なのかな?

2話まとめ

今回はすっごく気の抜けた絵柄で笑ってしまった。これを作画崩壊と言ってはいけないと思うけど、モブがみんなギャグ漫画みたいな顔してたな。

©同上

©同上

でも流石にヒロインの顔は丁寧に描いてるみたいでしっかり可愛い。メリハリがついてる。

第2話も普通におもしろかった。絵がふにゃふにゃでも笑える内容だからいい。絵柄も含めてギャグの方に振ってるのだと思います。

◆次のページ:第3話からの感想へ