第3話「最強賢者、竜(イリス)と出会う。」感想
今回もかなり突っ込みどころが多い内容でした。
第3話あらすじ
主人公一行は、冒険者ギルドにアイテム(素材)を売りに行った帰り道、魔族に遭遇するもあっさり撃退します。
遠方から主人公たちを監視していた別の魔族を討伐しに行くための移動手段が必要ということで、前世で交流のあった竜に会いに行くという話です。
では、気になった点について。
被害者からのざまぁ
主人公は失格紋ということで、ギルドの受付嬢から荷物持ち扱いされます。これもなろうあるある。主人公は差別されたり見下されたりしがち。
被害者の立場になることができれば、過剰な暴力の行使を正当化出来ますし、実力を見せつけて「ざまぁ」する展開に持っていくこともできます。作り手にとっては、なにかと便利な設定なんでしょうね。
さて、バカにされた本作主人公がどうしたのかと言えば、ダンジョンで狩ったボスモンスターを何もない空間から取り出し、受付嬢を震え上がらせました。
これもテンプレですね。アイテムボックスはなろうあるあるですし、巨大モンスターの死体を出してギルドの人を驚かす展開も今まで何回見たことか……。
称賛マシーン
金髪ヒロインのルリイちゃんは、巨大な魔石を簡単に調達できる主人公を見て「まるで国宝量産マシーンですよね」と言いました。
その論法を用いるならヒロインは「主人公称賛マシーン」ってことになるのでは?
大金持ち
モンスターと魔石の買取額は金貨750枚でした。すごい額ですね。小型金貨だとしても一生遊んで暮らせる額じゃないの?
金の価値が低い世界とか、金の含有量が少ないという可能性はありますけどね。ただ、受付嬢やヒロイン(緑)のセリフから判断すると、とんでもない額であることは間違いないようです。
なろうでは物語序盤で大金持ちになりがち。例えば去年(2021)の冬アニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』もそうだったよね。公爵令嬢からたんまり貰ってた。
また『回復術士のやり直し』(原作)には、奇病を治す薬でかなりの額を稼いだことが書かれてましたね。贅沢しなければ一生暮らせる額だったかな?
なんでしょうね。主人公をお金持ちにするとなろう読者は喜ぶんかね?
弱い者(魔族)いじめ?
街の上空を飛んでいた魔族二人組を主人公が発見しバトルが始まります。
魔族はやることが大胆ですね。真っ昼間に空を飛んでたら目立つやろ……。人間になりすまして、不意打ちしたほうが効率的じゃないか?
主人公が言うように、「人間を見くびっている」から大胆な行動を取るのかな?
魔族たちは学園に向かっていたらしい。第1話で主人公に殺されたデビリスの敵討ちが目的なのでしょう。
しかし、たった二人で襲って勝てるつもりだったのかな? 人間側は軽く数倍以上の戦力があるはずなのにね。なんか判断が甘すぎない?
実際、魔族のデビリスは始末されているのだから、人間を侮るのは危険だと思わないのでしょうか?
あと肝心のバトルですが、主人公が強すぎて緊張感がないです。正直弱い者いじめにしか見えず、一方的にボコられる魔族が可哀想に思えてしまった……。魔族ってそんな悪いことしたっけ?
ただイキってるだけの雑魚にしか見えんのよね。やってることも回りくどくて間抜けっぽいし。このアニメでは魔族の邪悪さが描写されていないので、倒しても爽快感はないです。
それに、相手を見下したセリフを吐きながら戦う主人公の印象は最悪です。嫌なヤツにしか見えません。主人公は見た目と声こそ可愛らしいですが、性格悪すぎでしょ、少しも応援したいと思えないのが辛い。
無能国王再び
主人公は魔族をいとも簡単に始末した後、ヒロインとともに国王に謁見。今回は褒美としてダンジョンをたくさん要求します。国王いわく「できるだけ確保する」そうです。
いやいや、いくら主人公の活躍がすごいと言っても、ポンポン国有財産を譲り渡すのはマズいでしょ!? マジで国を奪われるぞ。
資源利用権だけでは満足せず、ダンジョンそのものを手に入れた主人公ですが、一体何のために使いたいんでしょうね? 資源はすでに自分のものなのにね。地下で爆発実験でもしたいのかね?
ちなみに第3話後半で明かされた事実ですが、この世界では過去に原子炉的なもの(魔力融合炉)が、連鎖的に爆発し一度文明が滅びているみたいです。主人公イキることができるよう、地ならしが行われていたんですね。
盗聴魔族
なんと国王の部屋は魔族に覗かれていたようです。情報筒抜けです。前魔法師団長エルハルト(正体は魔族)が、逃亡する前に監視魔法を仕込んでいたとのこと。
これはひどい!
そこまでできるのに、何故魔族は今まで人間に手を出さなかったのでしょう? わけがわからない。
人間に擬態して魔法師団長の姿で国王の部屋に入れる状態だったんですよ。要人暗殺も簡単でしょ。王国の中枢に入り込んでいた魔族が、今まで何もしなかった理由が知りたいですよ。
正体を悟られず国王に近づくことができるのだから、たとえ暴力的な手段を使わなくとも、国を内部から崩壊させるのは容易だったと思うのですが……。
違和感だらけの設定ですね。正体を隠して人間社会に入り込み、高い地位につくことができる知能はあるのに、攻撃を仕掛ける知能はないのか?
魔族が有能なのか無能なのか分からない。設定・世界観が滅茶苦茶で、考えれば考えるほど頭が痛くなります。
本作もなろう系にありがちな、設定を十分練らずライブ感で書いた物語なのでしょうか?
なろうのサイトでは質より量が重視されると聞きます。たとえ内容がガバガバだったとしても、更新頻度が高ければランキングに乗りやすく、書籍化しやすいらしい。不思議な世界ですな。
そういう環境だと、イチイチ設定や整合性なんか考えず、流行りの要素・展開を模倣(ヒール)し、スピード重視で書きまくる作家のほうが生き残りやすい。
結果として、ワンパターンかつ矛盾まみれの作品ばかりがメディアミックスされることになると。
よく言われることですが、諸悪の根源はなろうサイトそのものではなく、書籍化ビジネスで荒稼ぎを目論む出版社ですね。作家の発掘や育成を放棄し、思考停止でランキング上位から書籍化を進めるからこんなことになる。
まあ、それで商売になっているのだから資本主義的にはOKなのでしょう。売れる商品がいい商品だものね。
まあ、このスキームもいずれ破綻する気はしますけどね。
王国広すぎ問題
主人公いわく、盗聴していた魔族エルハルトは、王都から
西に348km
北に4425km
の場所にいるそうです。1km単位で話すとは、やけに細かいですね。
王様は地図を見て「過去に魔族に滅ぼされた村があるな」と言ってるけど、明らかにその縮尺の地図には入り切らないでしょ……。
そもそもとして、4000km超は遠すぎやろ!どんだけ広いんだよこの王国!!
中世風異世界ですし、小国という雰囲気なのにやたら支配範囲が広くない?? 4425kmって、アメリカ合衆国の東海岸から西海岸までの距離より長いですよ。
しかも地図を見るに、村と王都がちょうど国の両端というわけではなさそう。おそらく南東にも広がりがあるのでしょう。
したがってこの国は端から端までだと、長いところで5000kmを軽く超えていると思われます。相当な広さがありますねぇ! そんな広大な領土、この王によく支配できたな……。
例の爆発で人類の大多数は死に絶え、魔族以外の外敵が存在していないということですかね? 広大な無人地帯が続いてるってこと?
魔族の村遠すぎ問題
サブヒロインのアルマ(銀髪の少女)によると、魔族のいる村へ普通に行ったら半年も掛かるそうです。そこで主人公は前世で因縁のあるドラゴンに乗って行くことに。
それはいいのですが、約4500kmも離れた村に行くには、ドラゴンに乗ってもかなりの時間が掛かるのでは?
また現実世界の話になってしまい恐縮ですが、アメリカ東海岸から西海岸までの所要時間を例に出します。
航空機だと、ニューヨーク(JFK空港)からサンフランシスコまでの約4150kmが、約6時間30分掛かるようです(逆ルートは偏西風の関係で1時間ほど短い)。
伝説のドラゴンなので、ジェット旅客機並の速度(800~900km/h)で飛び続けることが可能かもしれません。それなら6~8時間で到着が可能。
しかしながら、ドラゴンが全力で飛ぶと乗っているヒロインたちが耐えられないことが作中で言及されているんですよね。
「生身の人間が耐えられる速度で飛ぶ」という制約があるので、約4500km向こうにある目的地に移動するためには、やはりそれなりの時間が掛かると思われます。
500分の1の謎
一つ疑問があります。
主人公は、全力で飛ぼうとするドラゴンに「さっきの速さの500分の1でいい」と言いました。
ドラゴンの最高速度が、ジェット旅客機同等の900km/hだと仮定した場合、その500分の1は「1.8km/h」になるので歩くより遅いんですよね。
そこまで遅いのはありえないですね。ということは、最高速度が軽く音速を超えているということ。
主人公たちを乗せ60km/hで飛んでいると仮定し、その500倍まで出せると考えると、最高速度は30000km/hとなります。
流石に異常な速度。音速の24倍はやばすぎる。ファンタジー世界でもありえんでしょ……。ドラゴン自身は不思議な力で燃え尽きなかったとしても、衝撃波でとんでもない被害が出そう。
現在、原付並みの30km/hで飛んでいるとしても、最高速度は15000km/hになりますから、軽く音速の10倍を超えてるんですよねぇ。どうなってんのよ一体!?
ドラゴンは伝説の生き物だから物理法則を超越してんのかな?
そもそも本作は魔法のあるファンタジー世界でしたね。割となんでもありか……。だとすると、魔法(魔石?)でシールドを張ってヒロインたちを保護しつつ、最高速で飛ぶという展開でもいいんじゃないですかね?
主人公がシールドみたいなのを張ってるシーンはありましたし、世界観的に不可能ではないように見えるのですが。
そうすれば1時間も掛からず魔族の村へ到達できますし、超スピードで飛ぶシーンは絵的にも映えると思います。ファンタジーなのだから、それくらいのことをやっても怒られないのでは?
中途半端にリアル志向にして、ゆっくり飛ばなくてもいいじゃんね。
具体的な数値要る?
そもそも、具体的な数値を提示する必要は無かったと思います。村の距離はぼかし、「さっきの速さの500分の1」というセリフは数字を用いないものに変えたほうがよかったのでは?
具体的な数値を出しても矛盾とツッコミどころが増えるだけで、話の面白さにつながらないと思うのですが。
というかメタ的に見ると、魔族が異様に遠い所にいるのは、ドラゴン娘を登場させるためのお膳立てに過ぎないように思えます。
やりたいストーリーありきで後からそれに合わせて設定を付け足したせいで、世界設定が奇妙なことになったのかもしれません。
「ドラゴン娘をハーレムに加えたい」
↓
「ドラゴン娘に乗せてもらうエピソードを作ろう」
↓
「遠くて移動が大変な所に魔族が潜んでいることにしよう」という流れなのでは?
そのせいで王国がやたらと広くなってしまったのかもしれません。
それにしても、魔族はどうやって短期間で遠方の村まで避難したんでしょうね? エルハルトって、この前まで王都で人間に化けてたやつなのになぁ……。普通に行ったら半年かかる距離だと作中で言及されてるんですよ。
魔族は転移魔法が使えるんですかね? それとも超高速飛行が可能なのか?
そんなハイスペックだとすると、未だに人類を滅ぼせていないのが謎すぎる。ワープまたは超スピードで、いきなり目標の背後に現れて攻撃すれば簡単に勝てるじゃん。
考えれば考えるほど矛盾点が出てきてヤバいです。わざと突っ込みどころを作ってくれているのではないかと勘ぐってしまうレベル。
おわりに
「こんなアニメにマジになるな」とか「頭を空っぽにして見るアニメだから突っ込むのは野暮」と言われそうですが、どうしても気になってしまいます。
具体的な数字を出されると色々突っ込みを入れたくなるので、もっと抽象的に、曖昧に描写してくれると嬉しい。
別に「頭を空っぽにして見れるアニメ」を否定するつもりはありません。美少女動物園というレッテルを貼られるような作品も大好きです。でも、矛盾だらけで「頭を空っぽにしないと見れないアニメ」は勘弁してほしいですよ。
テキトーな世界観でやるなら、終始一貫してテキトーにやってほしいと思った回でした。1km刻みで距離を言ってくれなくていいから……。何よその細かさは。
第4話「最強賢者、潜入する。」感想
前回は主人公が竜に乗って魔族の潜む村へ向かうところで終わりました。その続きです。
第4話あらすじ
村の魔族をあっさり殲滅した主人公一行は王都に帰還。女の子の姿になった竜が学園に編入するため試験を受けるという話です。
以下、突っ込みどころについて。
アホキャラ
魔族の潜伏する村へ到着した主人公は、かつて魔法師団長に化けていた魔族エルハルトを発見します。国王の部屋を覗いていたやつですね。
意外なことに、この魔族は意図的におマヌケキャラとして描かれていました。主人公とギャグみたいなやり取りをした後、捨て身の肉体強化技を使うもあっさり始末されてしまいます。
気の毒ですねぇ。前回に引き続き、弱い者いじめにしか見えない。
あとこの作品、敵を弱くしすぎじゃないですかねぇ? 戦闘能力が低いだけならまだしも、知能まで低いので全く脅威になりません。
前話の感想に、「王国の中枢に入り込んでいたのに何もしなかった魔族の行動は不自然」と書きましたが、今回エルハルトがアホキャラだと判明したので、展開に矛盾はないことが分かりました。ある意味納得ですが、敵が無能すぎると張り合いがないですね。
【回復】
別の魔族と戦闘を開始する主人公。腕を切り落とされるも、腕の方から体に戻ってきます。
いや、強すぎでしょ……。新しい腕が生えてくるわけではなく、切られた肉体がくっついて元通りになるなんて、某【回復】(ヒール)より強力じゃん。服まで直ってたのは驚きですよ。
前からそうでしたが、主人公が強すぎるので戦闘に緊張感がありません。薄ら笑いを浮かべながら、魔族を一方的にボコる所を見せられても面白くないし、主人公に一切の好感を持てないのですが。
でも、こういうのをマジで楽しめる人がいるってことなのでしょうね。なろう系アニメは大人気。筆者みたいな感想を持つのは少数派なのかもしれん……。
実際「dアニメストア」のランキングでは、なろう系が上位を占めています。2022年2月24日のデイリーランキングを見てみると、
1位『賢者の弟子を名乗る賢者』
2位『リアデイルの大地にて』
3位『失格門の最強賢者』でした。
余談ですが、ランキング1位の『賢者の弟子を名乗る賢者』アニメ版は相当酷い出来でした。本作のほうが何倍もマシだと思います。映像面は悪くないし、突っ込みどころが多いとはいえストーリーもまだ理解できるレベルですから。
『賢者の弟子』の方は、なろう系うんぬん以前にアニメとして最低品質では? 動かない絵と、ぶつ切りで意味不明なシナリオ。原作ファンが怒るのも納得できる。でもランキング1位ですからね。好き好んで見続けている層がいるのが不思議で仕方ないです。
内部から破壊
話を『失格紋』に戻しましょう。予想通り、主人公は魔族を圧倒。一方的に追い詰めるのですが、倒し方がヒジョーにエグい。魔族の体内で魔力を暴走させ内側から破壊しました。魔族の体が膨らみ大爆発です。
これって悪役の戦い方じゃないですかね??? 主人公がやっちゃいかんでしょ……。なんというか、嗜虐性を感じます。
残虐描写を入れること自体は問題ないけど、一切の葛藤なく、軽いノリでやるからサイコパスとか言われるんだよなぁ。遊び感覚を敵を殺して回るのはね……。
前から思っていたけど、なろう系の一部作品って、弱い者いじめを楽しむ背徳的コンテンツなのかもしれません。大人気の、スライムや骸骨に転生する作品の主人公も大虐殺をやるみたいですし。
なんでも知ってる主人公
魔族が爆発した跡地からでかい結晶(龍脈柱)が出てきました。これは、任意の場所に魔物を大量発生させる装置らしいですよ。王都に出現させられるんですってね。すごいね、4500km離れてんのにね。めちゃくちゃ便利ですね。
それにしても主人公は何でも知ってるんですね。さっきの爆発によって発生地点が王都から10kmずれたらしいですよ。結晶を見ただけで、魔物の発生地点が分かるのってすごくない?
前から思っていたけど、主人公は魔族の動向を熟知していて不審。もしやコイツが黒幕なのか……?
前世でわざと魔族を全滅させずに残しておき、王国を攻撃させる。国を非常事態に陥らせることによって、通常は得られないような地位や権益を得るという戦略なのかもしれません。
魔族がいつ攻めてくるか予想できていたりと、これ以外でも怪しい描写が多かったんですよね。裏では魔族の頭領として、指示を出してるんじゃないの? 自作自演の戦争で利益を得ているとすると、相当邪悪なやつですねぇ!
あと、相変わらずヒロインのルリイ(金髪の子)は強引でした。今回はジャンピング抱きつきです。肉体的接触も厭わずグイグイ行くのな……。あざとくて好感が持てません。
主人公のほうも、中身がおっさんのはずなのに顔を赤らめているのが若干気持ち悪い。なに純情ぶってんねん……。
ヒト化するドラゴン
視聴者のほぼ全員が分かっていると思いますが、OP、ED映像の赤い髪の女の子がこのドラゴンなんですね。超スピードで王都に帰った後、人の姿になれる魔法で幼女になります。
なお、変身直後は服を着ていない状態です。ヒロインとのスキンシップでさえ顔を赤らめる主人公が、ドラゴン娘の裸を見ても平然としていたのは謎でした。人間扱いしてないからなのかね?
それなのに主人公はドラゴン娘を学校に編入させたいそうです。
ちょっと意味が分からない。ドラゴンを人間の学校に入れる意味なくね? しかも数千年生きているのだから今更教わることなんてあるんかね?
メタ的に考えると、学園ハーレムをやりたい、コレ以外の理由がないか……。
校長に相談すると、編入試験でほぼ満点を取れば入れてくれるそうです。ドラゴン娘は、筆記試験でインクを舐めるような有様だったのですが、実技試験で暴れまわったら合格しました。
凡人相手にドラゴン由来の強すぎる力を見せつける「またオレ何かやっちゃいました?」的展開ですね。主人公以外がそういうことをする展開は珍しいかも。
ただ、ほぼ満点(50点中47点以上)を取らないといけない編入試験に合格できたのはおかしいのでは? ペンやインクが何か理解できないレベルのドラゴン娘が、問題を説いて文字で回答できるとは思えません。筆記0点でしょ?
筆記試験の得点配分が極端に低い設定だったのかな? そうでないなら、コネ合格以外の何物でも無いのでは? 校長の「特別扱いしない」という言葉は嘘だったことになるけどいいのか……。
おわりに
第4話も突っ込みどころが多い内容でした。考えながら見ると疲れるけど、眠くならないのは良いかもしれません。無味無臭の作品よりはずっと楽しめます。
次回、第5話のサブタイトルは「最強賢者、仲間を得る。」だそうです。ヒロインは3人揃ったと思うのですが、まだ仲間が増えるのかな?