アニメ『百錬の覇王と聖約の戦乙女』9話感想&面白シーン

TVアニメ『百錬の覇王と聖約の戦乙女』9話の感想。この回まで見続けた視聴者は感覚が多少おかしくなっていると思う。説明不足や謎展開に慣れてしまい、普通のアニメを見ると逆に違和感を覚えるかもしれない。

だが9話はそのようなツワモノさえ苦しめるクソっぷりだと思った。

※ネタバレあります

前回:8話感想&面白シーン

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9話「美しき月」

現代にいる主人公の幼馴染美月を中心にした話。美月はこれまで主人公との電話シーンにしか登場していなかった。また、異世界(古代世界)ではなく現代が舞台なので趣向が違って新鮮な感じ。

作画崩壊?

絵は全12話中で一二を争う酷さ。5話(ステインソール戦)も大分酷かったが、動きの多い合戦回だったのでまだ許せた。今回は現代が舞台の日常回で動きは少ないのにメチャクチャ崩れる。

主にキャラクターの顔が変。素人が描いたみたいな輪郭だったり、パーツの位置がおかしかったり、遠近感が狂っていて顔が大き過ぎたり。

©鷹山誠一・ホビージャパン/ユグドラシル・パートナーズ(以下の画像も同様) 第9話より引用

さらに長めの回想が入って既存の映像の使い回しで尺を稼いでいる。手抜き回なのかやっぱり。これまでなら日常回は絵が安定してたのにな。

箸で玉子焼きを刺したのに次のカットでは挟んでいるという謎場面も。

な、なんだってー!

玉子焼きを食べている友人の従姉妹が考古学の博士らしい。美月は勇斗のいる世界のことが分かるのではないかと考え、話を聞きに行く。

勇斗から聞いた話を伝える美月。北欧神話のワードが出てきているが、実際の神話とはズレがある。だが引っかかる点があると言う考古学姉貴。勇斗が異世界でやってきたこととラグナロクに一致点が多いようだ。

「その幼なじみくん、多分だけど、で始まってで終わる名前じゃない?」と美月に尋ねる。なぜ分かったのか驚く美月。

姉貴は周防勇斗が訛ってスルトになったのだろうと言う。なんだそりゃ!流石に無理があるだろう。いくらなんでもスオウユウトスルトにはならないと思う。

「ル」というか「r」の音が入ってないと思うのですが。「スオウハルト」とか「スオウアルト」ならまだ分かるけど。

幼馴染の志百家(しもや)美月はスルトの妻シンモラ。まぁこれはスルトに比べれば分からんでもないがオカルトや陰謀論的なこじつけ臭がする。

メンヘラ

美月の振る舞いが非常にメンヘラっぽかった。今までの電話シーンでも束縛する重い女感を漂わせていたけど、やっぱりそういう子なのね。

ガタガタ震えながら「しんじゃう!このままじゃゆうくんが死んじゃう!

神話ではスルトが死ぬということに気づいて錯乱する美月。考古学姉貴が勇斗の行動と神話にはズレがあり、死ぬことが決まったわけじゃないと言って落ち着かせようとするが…。

「決まったわけじゃない……。決まったわけじゃない……。」

ヤベェよこの子。考古学姉貴もドン引きだよコレ。好意的に解釈すると勇斗のことをそれほど深く愛しているということになるけど、意地悪な見方をすると病的にどっぷり依存しているということになる。

勇斗の方もメンヘラチック。美月が電話に出ないだけでイライラして怒り出す。自分は3週間も連絡してなかったのに身勝手すぎ(第3話)。

下の画像は勇斗から美月への発信履歴。この1ページだけではなくスワイプするともっと沢山ある。掛けすぎだろ、引くわ。

電話が通じ、美月が神話の話を聞きに行ったことを伝えると、会ったのは女かと強い口調で尋ねる勇斗。男と会っていたんじゃないかと疑い詮索している。

性別を教えろ教えろとしつこい。キッショ!ゆうくんキッショ!自分は周りに沢山女侍らしてるのに美月に対して疑心暗鬼になるのかよ。嫉妬深そうな男だなこいつ。

でもそのことを喜んでいる美月。メンヘラばっかじゃねぇかよお前ん家!お似合いのカップルですね。共依存まっしぐらだぜ。

やっぱり情けない仮面兄貴

仮面兄貴(フヴェズルング)と褐色姉さん(シギュン)のシーンが少しだけあった。シギュンが「勇斗をこの世界から消せるかもしれない」と言うと仮面兄貴は病的に興奮。「必要ない!俺が!俺が必ずころすっ!」

シギュンは興奮した兄貴を優しく慰める。この場面、荒れた息子とそれをなだめる母親にしか見えない。

仮面兄貴はメンヘラだし言動が子供っぽくてホントに情けない。とても宗主には見えないよ。シギュンはなんでこんなやつを旦那にしたのか疑問に思う。

そっくりさん

アルクリ姉妹のお寒い水戸黄門パロディの後、勇斗が異世界にいる美月のそっくりさんに会って終了。本当にしょうもない話だった。しかし古代人のアルクリがなぜ水戸黄門を知っているのだろう、勇斗から聞いたのか?

やっぱりクソアニメなのかなぁコレ…。むやみにクソ呼ばわりしたくはないけどこれは流石に…。

崩れた絵やツギハギ脚本に目をつぶるとしても、主人公とメインヒロインに魅力が無いのは致命的。ライバルの仮面兄貴もメンヘラ入ってるし見苦しいキャラばかりだ。

異世界のヒロイン達はそこそこ魅力的だけど、主人公は幼馴染しか眼中に無いから報われない。何をしたいのかよく分からないアニメですねコレは。

10話感想につづく