TVアニメ『百錬の覇王と聖約の戦乙女』10話感想と面白可笑しいシーンの紹介。ネタバレあり。
今回は後半の合戦シーンが見どころ。ツッコミどころ満載の戦闘は非常に味わい深い。前半の日常パートも新キャラ登場のおかげでまあまあ楽しめる。
前回:9話感想&面白シーン
10話「追い詰められた狼」
前回ラストシーンで登場した美月(幼馴染)のそっくりさんリーファを連れ居城へ帰る勇斗。そっくりさんを見たヒロインたちはなぜか驚愕。どうも美月がこちらの世界にやってきたと勘違いしているらしい。
視聴者にしてみれば、異世界のヒロインたちが美月の顔を知ってることが驚きですよ!
スマホで写真を見せたのか? でもそんなシーンは一切無かったし、写真を見たことが分かるようなセリフも無かった。やっぱり説明不足が酷すぎるよこのアニメ……。
似てない…
そもそも間違えるほど似てなくないですか?この二人。髪型は似てるけど色は違うし目も違う。美月はタレ目でリーファはツリ目。
作品内の人たちは、髪型だけで人を判別してるのかな?このレベルで似てると言うのなら奴隷のエフィちゃんもこいつらと瓜二つということになると思うのだが…。
奇妙な踊り
リーファはなかなかアクティブな子で、勇斗の居城に興味津々。工房に侵入しようとするが拒まれプンプン。
ここで主人公が異世界に来た経緯の説明が入りましたよ。いまさら感が凄い。10話にもなってやることか? やるならもっと早くやってくれよ…。
金髪ちゃん(フェリシア)が「ひほうぐれいぷにる」とかいうのを執り行っていたら、何故か召喚されたようだ。
これまた妙なポーズで踊ってるな。褐色姉さん(シギュン)の暗黒盆踊りもそうだけどポーズが面白すぎでしょ!『てーきゅう』の夜叉の構えを彷彿とさせる。
リーファの助言によりシギュンの術を使えば現代に帰れるという重大事実が発覚。
しかしこのアニメ、スキあらばお色気シーンが挟まれる。今回は新年会、酔ったヒロインたちが服を脱いで乱痴気騒ぎ。
いらねぇ…。このアニメのサービスシーンはなんか嬉しくない。
3ヶ月経過
テンポが早すぎる。CMが開けBパートになったら3ヶ月も経過していた。そして仮面兄貴(フヴェズルング)と組んだHIP(ステインソール)が攻めてくる。
城の上から兵を眺めるシーンでリーファが持っているのはオーパーツの如き日傘。紀元前のこの時代に作れるのだろうか?
リーファは術を使う能力が高いらしいけど、時間干渉もできるのかね?もしや未来から持ってきたのか?
それとも3ヶ月の間に勇斗がオレンジ(イングリット)に作らせたのかなぁ。説明が無いから分からないぜ!
敵のステインソールも鉄の傘を持って襲ってきたし、原作には傘絡みのエピソードがあるのかもしれないですね。
腹パンとゴロゴロ
合戦が始まったよ。
勇斗軍は7話で仮面兄貴を破ったワゴンブルクを使うも、ステインソールは怪力で容易く突破。それを迎え撃つジークルーネ(銀髪)とスカーヴィズ(ヤク中しぶりん)。
2対1で戦うがステインソールは以前より強くなっていた。技を見抜かれてしまったスカーヴィズは槍を掴まれ地面に叩きつけられる。
一方ジークルーネは馬上から突きを繰り出すが、槍を折られ、腹を蹴られ、真っ直ぐにポーンと吹き飛ばされてしまった!
腹には痛々しいアザが…。腹パン等リョナ系の趣味がある人は喜びそうな絵。これもお色気サービスシーンの一種なんでしょうかね?
ジークルーネをかばうスカーヴィズだが、刀を砕かれてしまいゴロゴロゴロゴロと地面を転がり崖から転落。
ハンマーで刀を砕かれただけなのにスカーヴィズ本体が吹き飛ばされ、大げさにゴロゴロ転がる謎。シュールで面白すぎるよ~。物理法則がおかしい。
こういう変な演出が本作の魅力だと思う。ネイマールネタが流行ったからわざとやってるのかもしれない。作画スタッフも遊んでいる? 真面目にやったのならセンスが面白すぎる。