第5話感想
魔王(九内)一行はルナの領地を訪れますが、なんだか寂れた様子。
名目上はルナの領地でも、実際に管理しているのは教会から派遣された人間だそうです。
それより土をほじくって遊んでる二人が可愛い。
この顔、最高です。
童心に帰っていて微笑ましい。このシーンほんと癒やされる。だいすき。
魔王様は病院を建てたり温泉を作ったりして一儲けすることを企てます。楽しそうでいいですね。
うさ
領地にはウサミミ人間(バニー)が住んでいて、説明セリフで苦しい現状を教えてくれます。
ニンジンを作れるのはバニーだけだから高く売れるけど、荒れた土地なので魔石がないと育ちません。それなのに最近魔石が値上がりしているので困っているそうです。
バニーが語尾に「ぴょん」「うさ」をつけて喋るのを聞いた魔王の脳内映像がこれ↓
「ぴょんぴょんうさうさ」って歌いながら3人の少女が跳ねてる映像。
なんか『ごちうさ』2期ED映像を彷彿させる。
服装もなんとなく似てるし、チマメ隊を意識して作ったのかもしれないです。
余談:ごちうさはきびしい
余談ですが『ぱすメモ』の一件で、ごちうさ製作委員会は権利に厳しいことが明らかになりました。うかつにパロディしたら火傷します。
(でも『魔王様、リトライ!』の場合そこまで似せてないので大丈夫だと思う。この程度ならいくらでも言い逃れできる。)
『ぱすメモ』こと『ぱすてるメモリーズ』は、アニメ第2話で『ごちうさ』の露骨なパロディをやり権利者に怒られました。
その結果、当該話数は配信停止&円盤収録中止。
全3巻予定だった円盤は発売中止され、BD-BOXのみの販売に。
厳しいですねぇ~、弱小ソシャゲアニメなので見逃してあげてほしかった。B級アニメだけど割と面白かったんですよ。
さらに、数ヶ月後の2019年8月6日には原作のソシャゲがサービス終了。あまり振るわなかった所に『ごちうさ』がとどめを刺したような形になりました。
真相は不明ですけどね。『ごちうさ』関係なく終わってたかもしれない。
チートアイテム
話を戻します。
井戸が枯れていて水が手に入らず困っているバニーのため、魔王は滑車のアイテムを生成してあげます。
井戸の状態に関係なく「水を汲み上げるという結果を生む」ようです。
チートと言うかひみつ道具と言うか、世の摂理を歪めるヤバいアイテムだなぁ……。
この作品はチートというワードを前面に出してないだけで、今期の『異世界チート魔術師』よりよっぽどチートをやってると思う。
あっちはタイトル倒れで全然チートじゃないです(5話時点)。
あまり意識されないけど魔王様ってスマホ太郎や孫に匹敵するくらいの力は持ってるよな。
肥料
ついでに肥料も作成。どストレートな肥料。
肥料って言ったって色々種類があるだろうに…。この世界には「肥料」という一種類の肥料しか存在しないのかな?
しかもバニーたちは袋をひと目見ただけで「凄い肥料」だと見抜いて大喜び。この雑な感じが笑える。
長女
このあと場面が変わり、三聖女の長女エンジェルホワイトが登場。貴族たちと会議中。
悪そうな貴族長の左手の動きがヤバい。会議中に何をいじってるんでしょうか?ぜひとも本編で動きを確認してほしいです。
自動ドアも見どころ。貴族の退出後、勝手に閉まる。
5話まとめ
今回も楽しかったです。あっという間にエンディング。
低予算なりに面白く作ってるのが凄い。
気の抜けた感じの絵だからこそ成り立つ世界観を上手に作り上げ、十分見られる内容に仕上げています。
原作がどんな雰囲気なのか知りませんが、ギャグ調で緩い感じにしたのは正解だと思います。絵と内容がマッチしてる。
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第6話感想
6話になっても安定して面白かったです。
新キャラの冒険者二人が登場したものの話には絡んできませんでした。顔見せ程度。
面白シーン
今回もおもしろ映像がありました。
まずは食事シーンの壁抜けバグ。左のワゴンに注目。
ウェイターが扉もないただの壁から出てきてるんですよね。
これ、ゲームネタとしてわざとやったのか、それとも作画ミスなのか判断に困ります。
緩い作風のおかげで、たとえミスだったとしてもネタの一つとして解釈してもらえるのはお得ですね。
次は位置が変わる系のバグです。アク(黄色)とルナ(ピンク)の位置に注目。
次のシーンでアクの右隣が黒髪になってます。
ニコニコのコメントに「ルナの髪は後ろ側だけ黒い」というのがあって笑いました。
これは塗りのミスなのか、キャラの配置を間違えてルナの所に桐野が来ているのかどっちなんでしょうね。
悪魔召喚
サタニストが街を襲撃。
相変わらず戦闘シーンは止め絵ばっかりでしょぼい~。くっそダサいデザインの悪魔も召喚されるしすごく楽しい。笑える。
でもやっぱり女性キャラの作画は良いという。今回はユキカゼとミカンが妙に美しい。
初登場時はかなりラフだったのに今回はなんか気合入ってる。
キャラデザに揺らぎがある気がします。昔のアニメみたいに話数によってキャラの顔が変わる。
ちょっと気になって各話のスタッフを見てみたんですが、作画監督は海外の方ばっかりですねこのアニメ。
しかも中華系や韓国系ではなさそうな名前の人もいるんですが、一体どこの国に外注してるんでしょうね?
名前の響きの感じからすると東南アジア、タイあたりなのかな?タイでは日本のアニメやマンガが人気らしいので、それらを見て育った世代がアニメスタジオ作ったりしてるんですかね?
詳細は不明だけどえらく多国籍なアニメですね。
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