感想・後半(7話~最終回)TVアニメ『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』

予想外に闇が深かったアニメ『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』第7話からの感想です。

なんか、すごくニッチな性癖を持った人にしか喜ばれないようなネタが多い謎のアニメですね。近親もの好きってそれほどいないと思う。

6話までの感想はこちら

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第7話感想

冒頭、真人一行はふつーに混浴してんだけど、もう一切抵抗がないのかね…。少々不気味。

まだまだ続く学園の話。もういい加減次の街に行ってほしい。学園モノをやるのなら、異世界というかファンタジーゲーム内に来た意味がないのでは?

そもそも異世界ならではのシチュエーションが少ないよね。

母親と一緒に冒険したり学園生活を送ったりするエクスキューズ(言い訳)として舞台をゲーム内にしただけかもしれない。現実世界でやってたらもっと異様で気持ち悪い感じになりそう。

今回は学園祭。ミスコンでワイズが低評価だったのが解せぬ。性格に難があるかもしれないけど外見は普通に可愛いだろ。

可愛い子ぶって滑るっていうネタなんだろうけど、あんま面白くないしちょっと可愛そうでした。わざとらしいところもなんか可愛げがあっていいと思うんだけどな。

無理してるメディを真人たちが気遣って、自分たちは友達だよと言うシーンは救いがあっていい感じ。でも、しょーもないネタが続いていただけに、唐突にいい話を持ってこられても違和感があるなぁ。

毒親絡みのエピソードは無駄にシリアスで闇が深いし、場面ごとに雰囲気がチグハグだからどんな気分で見れば良いのか分かりません。

メディママが娘を物理的に虐待するシーンはほんと洒落にならない。

ふざけた内容との落差が大きすぎて感情が付いていかないですよ。なんで無駄にリアルで胸糞悪いシーンを入れるんだろう。奇妙な作風ですね。

今回の真々子は真人との絡みが少なかったから不快感なく見られました。

模擬店で食堂のおばちゃんみたいなことをして学生に懐かれていたのは微笑ましかった。普段からこれくらいの距離感でやってりゃいいのに。いつもは実の息子相手にベタベタし過ぎでキモい。

第8話感想

ドラゴン化したメディと戦う話。あんまりな内容でした。

でもメディママの変顔は面白かった。

真々子が大人しくなってるのが不思議。前はなめられたら負けとか言って冒険者ギルド破壊してたじゃん。それなのに今回は好戦的なメディママに対して冷静に淡々と説得してる。そんなキャラでしたっけ?

最終的にメディが母親を受け入れていい話みたいに終わったけど、ちょっと展開が強引すぎる気が。

メディママは改心したというより真々子の能力で洗脳されたようにしか見えない。

魔法の杖がメディママの感情を増幅していたことが判明。杖のせいにして丸く収めようとしているけど、ゲームに入る以前から虐待まがいの教育をしてたのは紛れもない事実でしょ。

純粋に子供のことを考えて厳しく教育したから許されるみたいな話になってたけど、子供が嫌がってたら虐待でしょうがそれは。

ワイズ母のときも思ったけど、悪質度の高い毒親は現実世界に返さずゲーム世界に閉じ込めとけよ。

なんか毒親に甘いですねこのアニメ。簡単に許しちゃダメでしょ。

長期間の虐待で人格を歪められてしまうと、そう簡単に元に戻るもんじゃない。トラウマで一生苦しむかもしれないのに、親がちょこっと反省したらOKってそりゃないわ。

真面目に親子問題を描く気はあるんでしょうかね。描く気がないなら変にシリアスな話を入れず、ずっとギャグでやればいいのに。なーんか中途半端な作品ですねこれ。

キャラクターは立っていて良いのですが、テーマがフワフワしていて何をやりたいのかよく分からない。母親を性的対象として扱うような描写は気持ち悪いですし、ギャグも親子問題も中途半端。

「現実では満たされないオタクの欲望を満たす」という一点に力を注いでいるなろう系のほうがまだ理解できますよ。面白くはないですけどね。

第9話感想

タワーダンジョンに行く話。やっと学園編が終わったぜ。

メディ腹黒で怖い…。こんなキャラだったっけ?毒親に反発して悪態ついてたわけじゃなかったのかな。普通に性格悪そう。

塔では新しいネタキャラ、アマンテが登場。聞かれていないことまで全部喋ってしまうおバカちゃん。親に反抗する子どもたちのグループのリーダーらしい。なぜか真々子を警戒している。

こいつもお色気要員っぽい。露骨なサービスシーン多し。

ダンジョンは大人数じゃないと攻略できない事がわかった真人一行は、ギルドを作って人を集めることに。

ギルドの建物がボロボロだったので修理するため、DIYショップで買い出し。

留守番中の真々子の胸を揺らすな。

今回は普通に見れました。日常ものっぽい雰囲気でまあまあ面白い。毒親回はホントきつかった。

第10話感想

刺客がギルドを襲う話。

まあ出落ちというか先が読めてしまう展開なんだけど、つまんなくはなかったです。8話以前と違って見ていて不快感がないのがいい。チャーハンうまそう。

混浴作戦会議を恥ずかしいと思うアマンテの感性はまともだと思いますね。

たくさんのママさんたちをパーティーに加えてダンジョンに出発したけど…っていうところで終わり。

特に突っ込みどころもない。初めからこういう作風だったらもっと見やすかったのになぁと思う。キャラは立ってるからやりようによってはもっと面白くなっただろうになと。

毒親との確執みたいな重い要素を中途半端に入れたせいで、ギャグなのかシリアスなのか良くわからない変な雰囲気になって白けた。

個人的には、ほのぼの冒険もののほうが好みです。

第11話感想

塔に入りました。

大きなレジャーシートを敷いて皆でご飯食べるシーンは遠足みたいで楽しそう。

真々子のチート能力は皿洗いや洗濯にも使えるとはね。すごく便利。

アマンテはアホに見えて意外にスペック高そうだ。家事対決も真々子がチートじゃなければ勝ててたような。

真々子のお色気ありました。何度も同じこと書いてるけどそういう性癖無いから全然嬉しくない。でも今回はシラーセ含めみんな下着になってました。

つまんなくはなかったけど、やっぱり茶番っぽい。なんかねぇ、あんまり出来のいい話ではないですねぇ。正直チープでテキトーさを感じてしまうストーリーです。このチープさをを楽しめるかどうか。

最終回はアマンテとの最終決戦になりそう。平常運転でそんな盛り上がらないまま終わるような気が。

第12話(最終回)感想

チー太郎と違ってまあまあ楽しめる最終回でした。

偽真々子の大群が襲ってくる悪夢のようなシーンは良かったです。

メインは予想通りアマンテとの最終決戦でした。

アマンテは意外に強い。おバカキャラだし散々自滅する所を見せられてきたので雑魚というイメージが染み付いていたけど、実際はかなり強力なスキルを持っていて真人たちは苦戦。

最終回なだけあって手に汗握る戦闘でいいじゃんと思っていたら、結局真々子のチート的能力で強引に勝利。相変わらず解決法がいい加減すぎる。

しょーもないですよ、ほんとしょーもない。最後ぐらい真面目にバトルしてくれよと。

このアニメは終始こんなノリでしたね。わざと軽くてチープな展開にしてるのかな?

でもまぁ終盤は不快感がなかっただけマシですが。

全話視聴後の感想

終盤(9話以降)はそこそこ面白かったのですが、序盤と毒親編は見るのが辛かったです。

真々子のお色気サービスシーンをゴリ押ししたり、無駄にリアルな毒親を登場させたり、どの層を喜ばせようとしているのか分かりません。

親子問題がテーマなのかもしれませんが、そこまで真面目に書く気がないのでしょうかね。ワイズやメディと毒親がまるで和解したかのように描かれていましたが、本質的には何の解決にもなっていないと思いました。

真正面から問題に向き合わず、有耶無耶にして終わらせた感じでスッキリしない。

あと少々毒親に甘い感じが。考えすぎかもしれませんが、子供のほうが我慢しろみたいな価値観が感じられました。

非常にゆるい世界観でテキトーに冒険。真々子チートや茶番で問題解決。お色気シーンもたくさん。それなのに笑えないレベルの毒親を出して親子問題を語ろうとする。

ギャグとシリアスのバランスが悪く、困惑させられました。どういう態度で鑑賞すれば良いんでしょう?

全体的に何をしたいのか良くわからない作品という印象です。シリアスなテーマを扱っておきながら、中途半端なギャグテイストでお茶を濁すのはいただけません。

シリアス展開を入れるのなら、せめてその展開が終わるまではシリアスでやり通してほしかった。反対にギャグメインで行くなら、もっと笑える感じの毒親を出せば良かったのになと思ってしまいます。

パーティーメンバーやアマンテなど、みんなキャラが立っていて魅力があっただけに、シナリオの適当さがちょっと残念ですね。もっと楽しい冒険が見たかった。