TVアニメ『ゴブリンスレイヤー』感想(10話~12話)

『ゴブリンスレイヤー』TVアニメ版、終盤から最終回までの感想です。

いよいよクライマックスなのですが、あまりスッキリしない終わり方でした。最後まで見ても世界観が良く分からない。あと、1話で受けた印象と、他の話数の雰囲気があまりにも違いすぎて若干騙された感じが残ります。

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第10話 まどろみの中で

前にガイコツモンスターを倒していたモブ勇者たち(ハルヒのパチもんみたいなやつら)が魔神王を倒したらしい。このアニメはちょこちょこモブの話を挟んでくるけど、何なのでしょうね。意図が分からん。

©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会 第10話より引用

親方の謎理論

ゴブリンスレイヤーは武器屋に行く。鎧の修理を頼んでいたようだ。それはどうでもいいのだけど、ゴブスレが帰った後の親方発言の意味がわからずモヤモヤが残った。

武器屋の弟子みたいな若者が、ゴブスレは音の出る鎧よりミスリルの鎖帷子をつけたほうがいいしスクロールより魔剣のほうがいいのではと言う。それに対して親方は、

「ゴブリン相手に伝説の魔剣を嬉々として振り回すやつはただのマンチキンよ。やつは自分が何をしてるのか重々分かってるのさ」

と反論。

なんでゴブリン相手に魔剣使ったらマンチキンなのにスクロールはOKなんでしょうね。イミフ。世界観がよく分からん。前回の回りくどい小麦粉爆発など謎行動にも実は深い理由があるのかもしれないけど、筆者にはよく分かりません。

日常回ばっかり

10話もただの日常話だった。ヒロイン達と仲良くご飯食べたりするだけ。ヒジョーに中身が薄い。全然盛り上がらなくて眠くなった。

このアニメ、1クールしかないのに事件の無い日常回が多い。原作ストックが無いのかと思ったけど、小説は放送時点で8巻まで出てるみたいだし、スピンオフもあるとか。展開を遅くする理由が良く分からない。

漫画版を元に作ってるってことなのかね?

余談:アニメ業界やばい?

次回は総集編(特別編)だという発表があった。制作が間に合ってないのか?

アニメ業界大変なんだなぁ。ここ数年、作画崩壊する作品が増えた。今期(2018年秋アニメ)はいもいもが話題になっている。

明らかにアニメ本数多すぎだもんなぁ。現場が疲弊しているのだろう。上の人間は粗製乱造でも利益が出ればいいと思ってるのかな。

現場と視聴者は置いてけぼり。前からアニメ業界の問題は指摘されていたけど、いよいよ国産手描きアニメに終わりの時が近づいてる感じがする。嫌ですねぇ。

あまりにも労働環境が酷いから十分に後継者が育っていないというのが一番痛いね。作る人がいなくなっちゃおしまいですよ。

一部の大手制作会社は手描きアニメを作り続けられるけど、残りは3DCGアニメと外国産になってしまうのかなぁ。

第11話 冒険者の饗宴

ゴブスレは足跡からゴブリンの大群が襲ってくることを察知。牛飼娘に牧場から避難するように言う。だが、牛娘は断固拒否。駄々をこねて逃げようとしない。

頭おかしいぞ、牛娘。逃げてもダメだから襲われてしにま~っすって意味不明。病んでるのかこの子? ゴブスレが帰って来られる所が無くなるからどうのこうの。

それ以前に牛娘の牧場無防備すぎませんか?前から思ってたけど、見回りだけでどうこうなるレベルじゃない。あんな郊外の牧場に二人だけって、ゴブリン以外に襲われる危険もあると思うのですが…。

いい人多い

ゴブスレは襲撃から牧場を守るべく冒険者ギルドに助けを求めに行く。でも冒険者は報酬がないと動かない。ゴブスレは自分の持つもの全てを報酬にすると言う。

槍男(槍使い)に「死ねっつったらどうすんだ」と問われるゴブスレ。なんか答えが意外で、自分が死ぬと女の子を泣かせちゃうから命はあげられないそうです。うーん、変なやつですねぇ。

©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会 第11話より引用

でも槍男は一杯奢るだけで協力してくれるらしい。ゴブスレの本気度が分かったからだって。この前は遠くの街まで小麦粉届けてくれたしかなりのお人好しですね。

いつものパーティメンバーはもちろん変な喋り方をする魔女も参加。さらに受付嬢がゴブリン一匹につき金貨一枚の依頼を出してくれたので大人数が集まった。

なんかいいやつ多いよなぁ、ダークファンタジーと言いつつ意外に優しい世界。

ゴブリンと合戦

後半は冒険者たち大集合でゴブリン軍団の襲撃から牧場を守る。変な喋り方の魔女がえらくハイスペックだった。ゴブリン眠らせたり、矢の弾道を曲げたり。

槍男とモブ冒険者たちは丸太で槍ぶすま。狼に乗ったゴブリンが突撃してきて串刺し。

©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会 第11話より引用

『百錬の覇王』(2018年夏アニメ)のファランクスを思い出した。『ゴブスレ』では直前まで槍を隠してるから突っ込んで来るのもわかるけど、『百錬』では槍を構えてるのが見え見え&棒立ちなのに敵が突っ込んで来て自滅。あれは酷いアニメだった。

今回は巨大なゴブリン(ホブやらチャンピオン)が沢山登場。

©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会 第11話より引用

たかが牧場を襲うのに過剰なまでの戦力を出してくるのね。冒険者が来ることも知ってたのかな。めちゃ手強いぞゴブリン。

その頃、ゴブスレは一人森の奥にいる親玉(ゴブリンロード)を狩りに行っていた。

©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会 第11話より引用

それにしてもゴブスレの目が赤く光るのはどういうことなんでしょう?何か魔法か何か特殊な力を秘めてるのだろうか。地下で死にかけたときも目が光ってすごい力で反撃したよね。

これで雑魚扱い?

ゴブリンの強さがよく分かる回だった。大軍で村とかを襲うやつが雑魚扱いってどうなってんのよ…。船や狼に乗って襲ってくるし、毒ガスまで使える。もちろん飛び道具も使いこなす。でかいのもいる。

この世界の住人は神様かなんかによって思考が捻じ曲げられているのか? ゴブリンスレイヤーと仲間たち以外にはゴブリンの驚異が認識できないようにされているという設定なのかな?原作を読んでないので良く分からない。

第12話 ある冒険者の結末

牧場防衛戦の続き。単独で森へ入ったゴブスレは、先回りしてゴブリンロードを迎え撃つ。一対一の切り合いで優勢に戦いを進めるかと思いきや結構押されている。

親玉は頭脳タイプで戦闘能力は低いと思ってたけど相当強いみたい。ボロボロにやられるゴブスレ。

©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会 第12話より引用

調子に乗って単独行動するからこんなことになる。追い詰めたと思ったら返り討ちにされ絶体絶命のピンチって割と情けない主人公だなぁ。遺跡の回でも思ったけど今まで生き残れたのが不思議。運だけは強いのかな。

トドメ刺されちゃう!というタイミングで都合よく神官ちゃんが登場。プロテクションで助けてくれる。最近見かけないなと思ってたけどゴブスレの後をつけていたのね。なんと事前に打ち合わせをしていた模様。

プロテクションで動けないゴブリンロードにかっこよくとどめを刺したゴブスレさん。でもあんまりかっこよくないぜ。ハーレム要員に助けてもらっただけなのにね。

無茶をしないでと泣く神官ちゃんに「信頼していたからな」とゴブスレ。いい話みたいになってるけど来るのが少しでも遅れていたら真っ二つにされてたぞ。詰めが甘い感じ。

宴会

ゴブリン軍団との戦いは冒険者側の勝利で終了。後半は日常パート。

また例の勇者たちが出てきて「お祭りに行けるのはゴブリン殺しのおかげ」と謎のゴブスレage。コイツらなんだったんだろう一体。最後まで謎の存在だった。

©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会 第12話より引用

冒険者ギルドのシーンに移って宴会。ゴブスレは兜を外し素顔を見せ、冒険者たちからチヤホヤされて終わり。イケメンだったのかな。

一応めでたしめでたしの終わり方だったんだけど、すっきりしないぞ。ストーリらしきストーリーもない日常系みたいな内容だったし、世界観も謎、モヤモヤしたまま終わってしまった。

それにしてもゴブスレさんなぜかモテモテだったなぁ。なろう系のチートハーレムに近い雰囲気を感じてしまった。でも女の子は可愛かった。萌えアニメとしては満足。

最終話まで見た感想&まとめ

1話を見てヤバイのが来たなと思ったけど、蓋を開けてみれば全然リョナアニメではなかった。予想外に平和な内容。キャラクターには魅力があった。

変な喋り方の魔女さんすごい美人ね、ミステリアスだし。女の子キャラだけじゃなく、リザードマンやドワーフもいいね。男だけどなんか可愛げがあって好感持てた。

ストーリーはあってないようなもの、日常系に近い作風だと思った。冒険者の日常話って感じ。倒すべき強敵がいるわけでもないし、雑魚刈りハーレムの繰り返し。

あと、アニメを見ただけでは世界観がよく分からない。

萌えアニメとしては評価できるけど、ストーリーものとしては微妙かな。ご都合主義感漂ってるし。最近流行りのなろう系チートハーレムにアレンジを加えたような作品だった。

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